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【試合後コメント】 2023/24 セリエA第24節 ユベントス対ウディネーゼ

 アリアンツ・スタジアムで行われた 2023/24 セリエA第24節ウディネーゼ戦に 0-1 で敗れたユベントスのアッレグリ監督およびカンビアーゾ選手による試合後コメントを紹介いたします。

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マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「不満はほとんどありません。私達は黙って働き続け、チャンピオンズリーグ出場に必要な勝点を持ち帰られなければなりません。失望はしています。直近3試合で勝点1なのですから。

 私達の前半は良かったですが、ウディネーゼは非常にフィジカルに優れていました。得点機を手にしたのであれば決めなければなりません。後半はより困難になりました。

 私達は落ち着き、仕事に戻らなければなりません。チャンピオンズリーグに到達しなければならないからです。

 リアクションを示す必要があります。直近3試合で勝点1は誰も予想していなかったでしょう。この状況を受け入れなければなりませんし、ヴェローナで良い試合をすることについて考えましょう。

 キエーザ?良い試合をしました。試合結果に失望したとしても、チームとともにいるのですから今夜のパフォーマンスには満足しています。私達は冷静さと肩の力を抜くことが必要です」

 

アンドレア・カンビアーゾ選手:
「狡猾さと運が足りていませんでした。ウディネーゼは上手く閉ざしていましたし、私達はスローでした。

 私達はこれまでと同様に自分達の旅路を継続する必要があります。直近3試合で勝点1は多くありません。転換期ですし、自信を胸に頭を上げて集中して仕事に取り組みましょう。

 私はチームメイトを信頼していますし、チームメイトは私を信頼してくれています。私達は落ち着いて働くことでリアクションを示します」

 




 

 第22節エンポリ戦でもやろうとしていた『(フォーメーションの噛み合わせで生じる)サイドでの数的優位を活かしたクロス攻撃』に活路を見出そうとしていましたが、今節も『同じ対策』の前に沈黙する結果となりました。

  1. 後半開始と同時に基本を 4-3-3 に変更
    • カンビアーゾが『右 WG』に回る
  2. ウディネーゼはトヴァンが1列下がる 5-4-1 の守備ブロックで応戦
    • ユベントスはサイドでの数的優位を確保できず
  3. ユルディズ投入を機に 4-2-3-1 へ変更
    • DF: マッケニー、ガッティ、ブレメル、A・サンドロ
    • DMF: ロカテッリ、ラビオ
    • OMF: カンビアーゾ、ユルディズ、キエーザ
    • FW: ミリク

 数的同数の状況で「 “実戦で組んだことがほとんどない味方選手” との連動性を活かして決定機を作り出すクオリティーを発揮すること」は簡単ではありません。

 その役割が “途中出場をした23歳以下の選手” に要求された訳です。「ウディネーゼ戦に向けて準備をしたゲームプランに根本的な間違いがあった」との認識で改善策を講じなければならないでしょう。

 

 ちなみに、今節のウディネーゼ戦は第15節ナポリ戦以来となる今季公式戦2度目の「スタメンに “2000年以降に生まれたクラブ内育成選手” が1人もいない試合」でした。

 それで醜態をさらしたのですから、観客からブーイングを浴びせられるのは止むを得ないでしょう。次節以降のプレーと結果で名誉挽回をすることができるのかに注目です。