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ユベントス、2023/24 セリエA第30節ラツィオ戦に向けた調整を本格化

 ユベントスは公式サイト上で現地3月30日(土)に予定されている 2023/24 セリエA第30節ラツィオ戦に向けた調整を開始したと発表いたしました。ラツィオとは2連戦であるため、位置付けが重要になるでしょう。

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 2024年3月の国際Aマッチデーで各国代表チームから招集された選手達が不在のユベントスは3月23日と24日の土日はオフを取得。現地25日(月)から30日(土)に予定されている 2023/24 セリエA第30節ラツィオ戦に向けた準備を開始しました。

 ただ、チームとしては「各国代表チームの活動に参加していた選手の合流を待っている状態」です。

 そのため、Bチーム(= Next Gen)との合同トレーニングを実施。部門ごとのトレーニングやビルドアップ練習、最後はゲーム形式の練習で締めくくったと報告されています。

 

 ユベントスにとって重要になるのは「トゥドル監督のラツィオに対する準備」でしょう。

  • サッリ監督
    • 4-3-3 でのポゼッションを重視
    • 自陣での守備はゾーンディフェンスを優先
      → ファーサイドを狙ったクロス攻撃への対処が不得意
  • トゥドル監督
    • 3-4-2-1 や 3-4-1-2 で人数をかけた攻撃が特長
    • 守備はマンツーマンが基本

 『サッリ監督のチーム』は『アッレグリ監督のチーム』への相性は悪く、“カモ” にされていました。一方の『トゥドル監督のチーム』は逆。ヴェローナを率いた際にユベントスを苦しめています。

 マルセイユを率いた時ほどの超攻撃型ではないにしても「攻撃を意識したチーム作り」をしていることは確実です。ユベントスは「カウンター対策を含めたチーム全体での守備」が重要になるでしょう。

 

 現状のユベントスは「チーム内での相互フォロー」が機能していないため、「選手個々のタスク配分」が重要になると思われます。アッレグリ監督が選手にどのような役割を付与するのかに注目です。