『スカイ・イタリア』によりますと、ボヌッチ選手が去就の岐路に立っているとのことです。ウニオン・ベルリンがボヌッチ選手の獲得に興味を示しているものの、返答を引き延ばし続けることはできないからです。
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ボヌッチ選手の希望を順番付けると以下のようになるでしょう。
- ユベントス残留
- ユベントスは構想外を通告
- 仲裁委員会に訴えて勝利すれば「トレーニングへの復帰」までは期待できる
- イタリア国内(≒ ラツィオ)への移籍
- ロティート会長は獲得に消極的な発言
- サッリ監督も乗り気ではない
- イタリア国外(≒ ウニオン・ベルリン)への移籍
まず、ボヌッチ選手がユベントスに残留することはできます。しかし、今季のユベントスで公式戦に出場することはないでしょう。ボヌッチ選手ができるプレーは『チームのニーズ』を満たさないからです。
これは開幕節ウディネーゼ戦の前半に見せた『高強度&ハイプレスのチーム戦術』をキエーザ選手が "calcio moderno" と試合後のコメントで支持したことからも明らかです。
したがって、ボヌッチ選手が出場機会を求めるのであれば新天地を求めるしかないでしょう。
現状でボヌッチ選手の獲得に興味を示しているのはドイツ・ブンデスリーガのウニオン・ベルリン。ボヌッチ選手が同意すれば、移籍は決定するでしょう。
ただ、ボヌッチ選手は「イタリア国内への移籍」を優先している様子です。
ラツィオが翻意することを移籍市場の最終盤まで願いつつ、ラツィオ移籍の可能性が潰えた場合はウニオン・ベルリン移籍に舵を切る計画だと思われます。
この場合は「ウニオン・ベルリンがいつまで返答を待ってくれるのか」が問題となります。ボヌッチ選手サイドが「ラツィオ行きは無理」と判断した時点でウニオン・ベルリン側が交渉を締め切っている可能性があるからです。
まずはボヌッチ選手がウニオン・ベルリンからのオファーに応じるのかに注目です。