ユベントスにとって毎年恒例の “ヴィッラール・ペローザ” に代わるイベントがアリアンツ・スタジアムで行われ、トップチームがBチーム(= Next Gen)を 8-0 で下しました。なお、カイオ・ジョルジ選手がハットトリックで復活をアピールしています。
ユベントスはアニェッリ家の別荘があるヴィッラール・ペローザでトップチーム対ユースチームの紅白戦を行うことが伝統行事になっていましたが、“観光公害” で地元自治体からの難色が強くなったこともあり、中止を決断しました。
その代わりにアリアンツ・スタジアムで同様のイベントを開催。今年は現地8月9日にトップチームとBチーム(= Next Gen)の紅白戦が行われました。
試合は(両チームが同じ 3-5-2 を使うミラーゲームだったこともあり)トップチームが地力の差を見せ、8-0 で快勝。前半の途中から出場したカイオ・ジョルジ選手が3得点と “復活” をアピールしています。
ちなみに、トップチーム側の選手として出場した選手は以下のとおりです。
- 前半出場組 (3-5-2) :
- GK: ピンソーリョ
- DF: デ・ヴィンテル、ブレメル、A・サンドロ
- WB: T・ウェア、カンビアーゾ
- MF: ニコルッシ、ロカテッリ、ミレッティ
- FW: ヴラホヴィッチ、キエーザ
- 後半出場組 (3-5-2) :
- GK: ピンソーリョ
- DF: ガッティ、ルガーニ、ハイセン
- WB: スーレ、イリング
- MF: ムラッツィ、バッレネチェア、ユルディズ
- FW: ケーン(→ ミリク)、カイオ・ジョルジ
ダニーロ選手やコスティッチ選手などの一部ベテラン組や負傷で別メニュー調整組(ラビオ選手やファジョーリ選手)は出場しませんでした。
今週末の12日(土)に行われるアタランタとの親善試合では「開幕戦を見据えた選手起用」になるでしょう。そのため、今夏の移籍市場で期限付き移籍先を探す若手選手たちの “ショーケース” としての意味合いが大きかったと思われます。
2023/24 シーズンの開幕まで10日ほどに迫った中でユベントスがプレシーズンをどのように締めくくるのかに注目です。