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【試合後コメント】 2023年夏・親善試合 ユベントス対レアル・マドリード

 アメリカ・フロリダ州オーランドのキャンピングワールド・スタジアムで行われたレアル・マドリードとの親善試合に 3-1 で勝利したユベントスのアッレグリ監督および選手による試合後コメントを紹介いたします。

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マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「この期間を上手く終えることができました。重要なテクニックとフィジカルを持つ強いチームを相手に最初の25分は上手くプレーしました。

 それからレアル・マドリードが少し陣地を回復したものの、私達は上手く守ったと思います。良いペースでの試合でした。

 旅路は始まりました。3位で終えたにも関わらず、UEFA のコンペティションに出場できないのは不運なことです。チャンピオンズリーグの出場権を持っていたのですから」

 

ヴォイチェフ・シュチェスニー選手:
「親善試合と言えど、このような試合を制するのは良いことです。世界最高のチームであるレアル・マドリードを打ち破ったのですから満足しています。

 個人的にも嬉しいですよ。私の子供がヴィニシウスのユニフォームを手にするのですから。

 レアルを相手にシュートセーブが必要になるのは当然です。特に難しいセーブはなかったと思います。

 最初の25〜30分はオフェンシブでハイプレスから得点も決めました。レアルがコントロールした後も事を起こすことは可能でした。後半は守備で良い注意力を発揮し、最後の決定機でリードを広げることもできました。非常に良かったです。

 T・ウェア?重要なエンジンが搭載されていますし、多く走って多くのエネルギーをもたらしてくれます。嬉しいですね」

 

ティモシー・ウェア選手:
「幸せです。美しい勝利でした。難しい試合でしたが、このような試合をプレーすることができて嬉しく思います。

 私達はボールを上手く動かし、戦い、この結果を手にするためにハードワークをしました。勝利を求めていましたし、それが成功し、そのことが私達を幸せにします。

 マッケニーからのアシストと彼が MVP?本当に嬉しいです。マッケニーは素晴らしいプレーをしていましたから」

 




 

 今シーズン(= 2023/24 シーズン)の課題も「レアル・マドリードとの親善試合で見せた試合開始25分すぎまでの『積極的なプレースタイル』をどれだけ維持できるか」になるでしょう。

 “ポゼッションに必要な技術力を持つ選手” は DF および MF 陣にいますし、その条件を満たす選手はハイラインを前提にしたハイプレスにも適用が可能であることも示していたからです。

 「ピッチ上でのポジショニング」と「ボールの動かし方の共通理解」をチームに植え付けて成熟を促すことで『ポゼッション型の積極的なプレースタイル』が現実味を帯びるため、クラブとしての方向性が定まるのかが重要になるでしょう。

 今季はビルドアップを中心的に担う役割を背負う3バックと中盤 MF 陣の主力格に変更はほとんどありません。『ビルドアップの精度』が問われることは不可避と思われます。

 

 余剰戦力を多く抱えているユベントスは「選手層のスリム化」を『喫緊の課題』として取り組むことになるはずです。ターンオーバーの必要性が少ないシーズンとなるため、フロント陣がどのようなチーム編成にするのかにも注目です。