アメリカ・フロリダ州のキャンピングワールド・スタジアムでレアル・マドリードとの親善試合が行われ、T・ウェア選手の決勝点でユベントスは 3-1 の勝利を手にしました。

先発した両チームの選手とフォーメーションは以下のとおりです。

Juventus FC [3-5-2] |
Real Madrid CF [4-3-1-2] |
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GK | 1: シュチェスニー | 1: クルトワ |
DF | 6: ダニーロ (C) 3: ブレメル 12: A・サンドロ |
17: L・バスケス 22: リュディガー 6: ナチョ (C) 20: フアン・ガルシア |
MF | 22: ウェア 16: マッケニー 5: ロカテッリ 20: ミレッティ 11: コスティッチ |
10: モドリッチ 8: クロース 12: カマヴィンガ 5: ベリンガム |
FW | 18: ケーン 7: キエーザ |
14: ホセル 7: ヴィニシウス |
ユベントスのアッレグリ監督は 3-5-2 を選択。ミラン戦からは左 CB のA・サンドロ選手と左 WB のコスティッチ選手が先発した他は同じ9選手で試合に臨みます。
対するレアル・マドリードのアンチェロッティ監督は 4-3-1-2 を選択。ヴィニシウス選手とホセル選手が2トップを組み、トップ下にベリンガム選手が入る陣容で試合を迎えます。
先手を取ったのはユベントス。2分にA・サンドロがボール奪取に成功すると、ケーンのポストプレーから最後はマッケニーが左足でシュート。これは右ポストを叩いたが、ケーンが押し込んでユベンスが先制する。
出鼻を挫かれたレアル・マドリードはヴィニシウスを中心に反撃。7分にカマヴィンガのクロスからヴィニシウスがシュートもシュチェスニーが横っ飛びセーブで応戦する。
耐え続けたユベントスは20分にマッケニーが左サイドのキエーザに展開して左ハーフスペースに侵入。リターンパスを受けたマッケニーの折り返しにゴール中央に詰めたT・ウェアが押し込んでユベントスのリードは2点に拡大する。
レアル・マドリードは直後の21分にベリンガムのスルーパスからホセルに絶好機が訪れるもシュートは枠を捉えず。32分には左 CK からベリンガムが枠内シュートを放つも、GK シュチェスニーの牙城は崩れない。
それでも38分にクロースの長距離スルーパスに反応して抜け出しに成功したヴィニシウスが GK シュチェスニーとの 1対1 を制し、レアル・マドリードが 2-1 と1点差に詰め寄った形で前半は終了する。
- 後半開始時点でのユベントスの陣容
- GK: ピンソーリョ
- DF: ガッティ、ブレメル(→ ルガーニ)、ダニーロ
- WB: カンビアーゾ、コスティッチ
- MF: マッケニー(→ ニコルッシ)、ロカテッリ、イリング
- FW: ミリク、キエーザ
後半もヴィニシウスを中心に攻めるレアル・マドリードが一方的にボールを保持し、ユベントスは自陣内からボールを持ち出すことができずに防戦一方となる。
59分にダニーロの縦パスをカットしたレアル・マドリードはホセルがシュートを放つも枠に飛ばず。65分と67分にシュートを放ったベリンガムはピンソーリョが守るゴールを抉じ開けられない。
- 72分以降のユベントスの陣容
- GK: ピンソーリョ
- DF: ガッティ、ルガーニ、ハイセン、カンビアーゾ
- MF: スーレ、ニコルッシ、バッレネチェア、イリング
- FW: ミリク、キエーザ(→ ヴラホヴィッチ)
耐え続けたユベントスはヴィニシウスが交代して攻撃の迫力が低下したこととヴラホヴィッチが前線を活性化させたことで少し息を吹き返す。
それでもレアル・マドリードは89分にエリア内でロドリゴがバッレネチェアに倒されたがエリア外の判定で PK とはならず。代わりに獲得した FK はユベントス守備陣に阻まれて同点に追いつくことができない。
すると91分にユベントスはカウンターを発動。イリングが右サイドに展開すると、大外を並走してきたスーレの折り返しにヴラホヴィッチが合わせて 3-1 と試合を決定付け、アメリカ・フロリダ州で行われた熱戦に終止符を打った。