ヴィッラール・ペローザで行われたユベントスのトップチームとユースチームによる紅白戦はロカテッリ選手とボヌッチ選手のゴールでトップチームが 2-0 で勝利しました。
試合に先発した両チームのメンバーとフォーメーションは以下のとおりです。
| Juventus FC [4-3-3] |
Juventus U-23 [4-2-3-1] |
|
|---|---|---|
| GK | 1: シュチェスニー | 1: ガロファニ |
| DF | 6: ダニーロ 19: ボヌッチ (C) 3: ブレメル 12: Ａ・サンドロ |
2: レオ 5: リッチオ 6: ポーリ (C) 3: ヴェルドゥチ |
| MF | 28: ザカリア 27: ロカテッリ 44: ファジョーリ |
8: セルサンティ 4: バッレネチェア 10: セクロフ 7: イオコラーノ 11: リパーリ |
| FW | 22: ディ・マリア 9: ヴラホヴィッチ 18: ケーン |
9: ペコリーノ |
ユベントスのアッレグリ監督は 4-3-3 を選択。GK がペリン選手からシュチェスニー選手に代わった以外はレアル・マドリード戦と同じメンバーが先発に名を連ねる陣容で試合に臨みます。
対するユベントス・Ｂチーム（= U-23）のブランビッラ監督は 4-2-3-1 を選択。前任のザウリ監督が用いていた戦術を踏襲する配置で試合を迎えます。
試合が動いたのは2分。Ａ・サンドロからのクロスをケーンがボックス内でキープして戻すと、背後から走り込んだロカテッリがゴール右下に決めてトップチームが先制する。
10分には左サイドのハーフスペースに侵入したＡ・サンドロからのクロスをザカリアが跨ぎ、最後はディ・マリアが巻いたシュートで狙ったがボールはクロスバーのわずかに上。
それでも17分にディ・マリアの左 CK をファーサイドでボヌッチが合わせ、トップチームのリードは2点に拡大する。
一方のＢチームは25分にロングパスに反応したペコリーノが抜け出して GK シュチェスニーとの 1対1 の局面を手にしたが、シュートを決め切ることはできず。
その後は30分頃から選手交代が始まり、後半開始5分過ぎには “お約束” の観客によるピッチ乱入によって試合は打ち切り。試合は 2-0 でトップチームに軍配が上がった。
アッレグリ監督が送り出したスタメンはレアル・マドリードとの親善試合とフィールド・プレーヤーは同じでした。今日の試合で先発した選手たちが8月15日（月）のサッスオーロとの開幕節でも先発に名を連ねる前提で調整を進めていると思われます。
また、アタランタのプリマヴェーラでは3バックを重用していたブランビッラ監督が「Ｂチーム（= U-23）では4バックを採用したこと」も特筆点です。
トップチームとの連携の点で『共通点が多いシステム』が採用されている方がプラスとなるため、「特定の制約条件がある状況下でプリマヴェーラからの卒業生を上手く成長させること」がブランビッラ監督に期待されることになるでしょう。
今週末に予定されているアトレティコ・マドリードとの親善試合で良い最終調整ができるかに注目です。
