ユベントスは公式サイト上で GK マッティア・デル・ファヴェロ選手がセリエCに降格した SPAL への完全移籍が決定したと発表いたしました。デル・ファヴェロ選手は SPAL と2025年夏までの契約を締結しています。
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デル・ファヴェロ選手は1998年6月生まれの25歳。ユベントス下部組織出身の GK でプリマヴェーラやBチーム(= Next Gen)でプレーしました。
“現在はサンプドリアで正 GK を務めるアウデーロ選手” のような選手キャリアを描くことをデル・ファヴェロ選手も期待されたのですが、肩の脱臼で長期の戦線離脱が相次いだことで順調なキャリアは描けず。
セリエBでの出場機会を掴み切れず、ユベントスとの契約は2024年夏までと「残り1年」になっていました。
そのデル・ファヴェロ選手を獲得したのは 2022/23 シーズンのセリエBを19位で終えた SPAL。
SPAL はユベントス・Bチームよりも地力は備わっていますし、(再昇格のライバルが同グループに組み込まれることが濃厚であっても)1年でのセリエB返り咲きを目標に据えていることが予想されるチームです。
2022/23 シーズンのプロ・パトリアで35試合出場でクリーンシートを12試合で達成し、40失点で乗り切ったパフォーマンスを示せば、デル・ファヴェロ選手がチームとともにセリエB昇格を果たすことは十分にあり得るでしょう。
GK は選手寿命が長いポジションであるため、遅咲きの選手としてデル・ファヴェロ選手のキャリアが素晴らしいものになって欲しいと思います。