ユベントスは公式サイト上で MF ペーテルス選手と FW ペコリーノ選手がセリエＢのズュートティロールに期限付き移籍をすると発表いたしました。両選手ともに買取オプションが付随している様子はありません。
ペーテルス選手は1999年1月生まれの24歳。2019年1月の移籍市場でユベントスが保有権を獲得し、プリマヴェーラやＢチームで研鑽を積んだフィジカルの強さを武器にする MF です。
2021/22 シーズンにスタンダール・リエージュに期限付き移籍をしてポジションを掴みかけたのですが、神経障害を発症。2022/23 シーズンの最終盤にＢチームでベンチ入りをするまで長期離脱を強いられていました。
Ｂチームより上位のカテゴリーで戦うズュートティロールからの関心はペーテルス選手にとって「選手キャリアを再スタートさせるためには打って付け」です。
コンディションに問題がなければ、再び成長曲線を描くことは十分に可能と言えるでしょう。
ペコリーノ選手は2001年7月生まれの21歳。2021年1月の移籍市場でカターニャからユベントス・Ｂチームに加入した左利きの CF です。
2022/23 シーズンはユーヴェＢでリーグ戦26試合1705分に出場。6得点2アシストとまずまずの成績を残しました。
192cm のフィジカルを活かしたポストプレーが持ち味で「2023/24 シーズンはセリエＢでの実績作り」が目標であっただけにズュートティロールで居場所を確立できるかが注目点になるでしょう。
なお、両選手ともに買取オプションが付随しているとの発表はありません。
ただ、好パフォーマンスを披露すれば完全移籍やステップアップが半年後に起こり得るのもセリエＢです。まずは両選手が新天地で良いスタートを切ってくれることに期待です。
