『トゥット・スポルト』によりますと、ユベントスがコスティッチ選手をロンドンに本拠地を置くプレミア勢に売却するために動いているとのことです。
ただ、昨夏の移籍市場でも駆け込み放出を試みたものの交渉成立とはなりませんでした。現状ではユベントス側の願望が溢れ出ただけと言わざるを得ないでしょう。
コスティッチ選手は1992年11月生まれの31歳。2022年夏にドイツ・フランクフルトから約1500万ユーロの移籍金でユベントスに加入したセルビア代表の左 WB です。
ユベントスとの現行契約は2026年夏まで。
年俸や移籍金の減価償却費が大きい選手ではありませんが、カンビアーゾ選手やイリング選手など「左 WB にはコスティッチ選手よりも人件費が安価な若手選手が複数在籍していること」が放出の噂が出続ける要因になっています。
昨夏は「売却による人件費の圧縮を目論むユベントスがコスティッチ選手をプレミア勢に売り込み」をしていましたが、今回は「ロンドンに本拠地を置くウェストハムやクリスタルパレスが獲得に関心」を示しているとのこと。
3バックを採用するクリスタルパレスの方が獲得に対して真剣と報じれています。
監督交代の噂が根強いユベントスは「4バックへのシフト」に本腰を入れそうな状況ですし、プレミア勢から『コスティッチ選手の獲得オファー』があれば移籍が成立する可能性はあります。
ただ、昨夏の駆け込み放出が不調に終わっているため、今シーズンに評価を高めたとは言い難いコスティッチ選手で皮算用をすることは慎むべきでしょう。
クラブ主導で『4バックへの移行』に踏み切るのであれば、WB が本職であるコスティッチ選手に「自身の選手キャリアのためにも新天地を探した方が良い」と通告して退団を促すことは可能です。
ジュントリ FD などユベントスのフロント陣がそのような手を打つのかに注目です。