『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、リヴァプールやニューカッスルがキエーザ選手の獲得に興味を示しているとのことです。正式な獲得オファーがあれば、ユベントスは「売却」を前提にした交渉を行うことでしょう。
PR
キエーザ選手とユベントス(≒アッレグリ監督)の間に隙間風が吹いている理由は「ミスマッチが存在しているから」です。
- キエーザ選手側の希望:
- WG での起用
- “チームの顔” としての金銭的待遇(≒チーム最高給)
- ユベントス(≒アッレグリ監督)が直面する現状:
- 守備力の乏しい FW 陣による3トップは無謀
- 衰えが隠し切れない DF 陣では3バックにせざるを得ない
- キエーザの現行年俸(推定500万ユーロ)でも費用対効果は見合わない
現行契約が2025年で満了するキエーザ選手は「移籍市場の動向を踏まえた交渉」をするでしょう。
ただ、ユベントス目線では「現状維持での契約更新でも割高」なのです。したがって、今夏または来夏での売却が視野に入るのは自然なことだと言えるでしょう。
去就が不透明になっているキエーザ選手への関心が報じられているのはリヴァプールとニューカッスルのプレミア勢です。
両チームともに「キエーザ選手が納得する年俸」を提示する資金力がありますし、4バックを採用していることから WG のポジションもあります。これらが「移籍」を後押しする要因でしょう。
キエーザ選手の減価償却費(残額)は2023年6月末時点で約2700万ユーロと決算書に記載されるはずですから、経営的には『5000万ユーロ超の移籍金』で放出することが可能です。
売却する場合は「6000万ユーロ前後の移籍金を得られるかの交渉になる」と思われます。
キエーザ選手の去就に今夏で大きな動きがあるのかに注目です。