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【移籍のウワサ】 FW が不足気味のユベントスがデパイに再び興味を示す?

 スカイ・イタリア』によりますと、モラタ選手を復帰させる交渉が暗礁に乗り上げたままになっているユベントスがデパイ選手を再びリストアップしたとのことです。ただ、優先度は低いため、交渉の進展が見られるのは少し先となるでしょう。

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 ユベントスが “左サイドからの崩しが計算できる右利きのウィンガー” を求めていることは一目瞭然でしょう。

表: FW 陣の顔ぶれ(2022/23 シーズン暫定)
3トップ 2トップ
L C R CF ST
ディ・マリア(34)
クアドラード(34)
キエーザ(24)
ヴラホヴィッチ(22)
ケーン(22)
3トップ 2トップ
L C R CF ST
ピアツァ(27)
K・ジョルジ(20)

 ただし、「キエーザ選手が完全復調するまで」との条件が付随します。キエーザ選手が復帰すれば、ウィンガーの1枠はキエーザ選手に付与されるからです。

 したがって、ユベントスが興味を示しているとの報道は活発に出るものの交渉が進展するケースは限られることでしょう。

 

 アッレグリ監督の第1希望がモラタ選手であることは公然の事実です。しかし、アトレティコの要求額(≒3000万ユーロ)をユベントスは拠出する考えはなく、交渉は停滞しています。

 そのため、代替案としてデパイ選手の名前も浮上したのです。

 デパイ選手とバルセロナの現行契約は2023年夏まで。バルセロナは今夏にデパイ選手を「売却」したいのですが、ユベントスは「期限付き移籍」を希望している状況にあります。

 これはユベントスが「デパイ選手を左 WG として評価しているから」でしょう。『9番』を本職とするデパイ選手ですが、ユベントスにはヴラホヴィッチ選手が『9番』として君臨しています。

 それに2023年夏まで待てば、モラタ選手も契約満了で “フリー” となるのです。現状では『バルセロナが思い描く形』で交渉が妥結することはないと思われます。

 

 まずは “今季前半戦で復帰する予定のキエーザ選手の不在によって生じた穴” をユベントスの首脳陣がどの選手で埋めようとするのか次第でしょう。その判断に注目です。