ユベントスは公式サイト上で PSG から期限付き移籍で加入していたレアンドロ・パレデス選手が退団すると発表いたしました。買取オプションが発動せず、契約満了での退団となります。
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パレデス選手は1994年6月生まれの28歳。アルゼンチン代表の中盤 MF で2022年夏に PSG から期限付き移籍で加入し、以下の成績を残しました。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
---|---|---|---|---|
2022/23 (出場時間率:30.5%) |
セリエA | 25 (8) | 1 | 964' |
UEFA CL | 4 (4) | (1) | 311' | |
UEFA EL | 4 (1) | 0 | 154' | |
イタリア杯 | 2 (1) | 0 | 117' | |
合計 | 35 (14) | 1 (1) | 1546' | |
全試合 | 56 | ー | 5070' |
出場時間率は公式戦全体の 30%。トップチームの戦力としてカウントされていたことは事実です。
しかし、出場時間率が全体の 30% で合格点なのは『控え選手』です。パレデス選手は『主力選手としての年俸待遇』だった訳ですから、ユベントスが買取オプションを行使しなかったのは止むを得ないことでしょう。
プレー面では「リスクを背負った縦パスや DF ライン前での強烈なタックルなど強気のメンタルが背景にあるプレーが影を潜めたこと」がマイナス評価の原因となりました。
パレデス選手に期待されていたのは『リスクを恐れない勇敢なプレーの選択』であり、『リスクを過剰評価した安全第一の消極的なプレー』ではなかったからです。
したがって、パレデス選手と袂を分かつ決断は双方にとって良い判断となるでしょう。
パレデス選手には一花咲かせるだけの時間が残されているだけに30代での選手キャリアが素晴らしいものになることを願いたいと思います。