ダチア・アレーナで行われた 2022/23 セリエA第38節ウディネーゼ戦に 0-1 で勝利したユベントスの監督および選手による試合後コメントを紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「長く難しいシーズンに選手たちが成し遂げたことに感謝しなければなりません。私とともに働いてくれたスタッフ陣についてもそうです。
今夜は良い内容を見ることができましたが、今年1年に関してもです。私達の歩みはセビージャで止まってしまいました。
しかし、今は過去のことを考える時間はありません。新シーズンに向けた熱意と欲求を持って良い準備をしなければならないのです。
今後?私はオフですし、家に帰ります。子供や孫がいて、馬も走っていますから。7月にクラブはプランを示してくれるでしょう。来年クラブが何をするのかはカルヴォ CFO が示してくれます。
私は監督業をするまでです。クラブはチームのことを感謝しているでしょう」
フェデリコ・キエーザ選手:
「今夜のゴールを嬉しく思います。クラブがヨーロッパリーグに出場する手助けをしたかったのですが、私達次第ではありませんでした。チャンピオンズリーグに出場したかったですね。
私達はカンピオナートを戦いましたが、ペナルティーの後は異なる目標を持ちました。
復活?難しいです。数ヶ月を要しました。今は代表チームのことだけを考えていますし、それからここに戻って来て上手くやりたいと思います」
今季最終戦を勝利で終えたことはポジティブと言えるでしょう。先制点はキエーザ、イリング、ロカテッリの3選手がポジションを入れ替え続けた波状攻撃から生まれた得点だったからです。
この連動した攻撃をシーズン中盤戦以降にコンスタントに見せることができていれば、チームの最終成績やアッレグリ監督への評価も変わっていたと思われます。それだけのクオリティーでした。
ピッチ上での戦いは現地6月4日で終結しましたが、5日(月)からは『来季(2023/24 シーズン)を見据えた今季の査定』が本格化します。
クラブ上層部からの査定によって『来季の目標や選手層』が大きく変わってくるため、「ここからが本番」と言うこともできるでしょう。
選手への年俸など事業費の大胆な削減が不可避であり、クラブがどのような決断を下すのかに注目です。