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【試合後コメント】 2022/23 UEFA ヨーロッパリーグ・プレーオフ ナント対ユベントス

 スタッド・ドゥ・ラ・ボージョワールで行われた 2022/23 UEFA ヨーロッパリーグ・プレーオフのナント戦(セカンドレグ)に 0-3 で勝利したユベントスの監督および選手による試合後コメントを紹介いたします。

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マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「チームは上手く機能しています。私達はベンフィカ戦での敗退を受け入れました。カンピオナートでは勝点47を獲得しており、この数字はインテルと同じです。また、コッパ・イタリアでは準決勝に駒を進めました。

 シーズンはよりポジティブなものになっています。私達は負傷離脱者によって居場所を見つけた若手選手のことも考えています。

 ファジョーリやミレッティなどはプレーする必要がある選手です。彼らは良い試合を交互に行なっており、経験を積み重ねています。ファジョーリは素晴らしいテクニックを有していますし、私はそのことを嬉しく思っています。

 チャンピオンズリーグから敗退していますし、ヨーロッパリーグを勝つことは容易とは自動的にはなりません。私達にはすべてのコンペティションを突き進む義務はあります。

 カンピオナートの覇権ははるかかなたですが、私達がどこまで行けるのかを見ましょう。カンピオナートもヨーロッパリーグも雑に扱ったりはしません。前方のチームに追い付くための挑戦をしましょう」

 

アンヘル・ディ・マリア選手:
「チームとしての仕事が体現することができて本当に幸せです。私達はラウンドを突破したいと思っていましたし、非常に良い試合ができました。

 ユーヴェでこのような夜を長いこと待ち侘びていましたし、レベルを高めることができました。チームを助け、3得点を決めて幸せです。私達は勝ってラウンド16に進出したのです。

 批判を受けたことは残念に思います。フォームを取り戻すために時間を要しましたし、故障による離脱もあって簡単ではありませんでした。しかし、私は今ここにいるのです。

 この結果には多くの意味があります。ファーストレグで引き分けてからアウェイで2勝しました。このユニフォームのためにベストを尽くしたいと思います」

 




 

 ナント戦のセカンドレグはディ・マリア選手のワンマンショーでした。最初の決定機で GK がセーブ不可能なコースにシュートを飛ばし、自らの仕掛けから PK を奪取してリードを2点に広げる活躍を見せたからです。

 戦術的な役割としては『フランス代表でのグリーズマン選手』が最も近いでしょう。

 2列目のトップ下をスタートポジションにし、ビルドアップ時は(必要に応じて)レジスタ脇のスペースに下がってサポート。相手が付いてくれば『やり直し』を選択し、フリーなら『ターン』を選択する “後出し” でポゼッション時の安定感をチームに与えているからです。

 ディ・マリア選手が担っている役割はポグバ選手も担当することが可能ですが、復帰までにはもう少しの時間が必要と見込まれます。

 したがって、ディ・マリア選手が疲労を蓄積して再離脱とならないように起用には注意を払わなければならないでしょう。

 

 若手選手にとってはディ・マリア選手の1つ1つのプレーが手本となっているだけに上向きのチーム状態をアッレグリ監督が上手く維持することができるのかに注目です。