2022/23 カンピオナート・プリマヴェーラの第9節が行われ、ホームにカリアリを迎えたユベントスはハサ選手のゴールを皮切りに前半だけで4点を奪い、試合は 6-0 で勝利しました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
| 選手名 | |
|---|---|
| GK | 30: ダッファラ |
| DF | 13: Ｓ・トゥルコ 24: チティ (C) 4: ハイセン（→ 1' st. 5: デッラヴァーレ） 3: ローヒ（→ 27' st. 28: モルレオ） |
| MF | 10: ハサ（→ 33' st. 15: ドマニコ） 22: エンオンゲ（→ 9' st. 23: レドン） 6: ドラティオット 11: ムバングラ |
| FW | 21: アンジェレ 19: ユルディズ（→ 9' st. 9: Ｎ・トゥルコ） |
モンテーロ監督は 4-4-2 を選択。前節ボローニャ戦からは（UEFA ユースリーグのベンフィカ戦を見据えて）センターラインを中心に6選手を入れ替えて試合に臨みます。
試合は立ち上がりからユベントスの攻撃陣が爆発する。まずは4分にユルディズ選手からのラストパスを受けたハサ選手が右足シュートを決めてユベントスが先制する。
勢いに乗ったユベントスは10分に相手 DF からボール奪取したローヒ選手からのクロスにアンジェレ選手が左足で合わせ、リードを2点に広げる。
16分にはユルディズ選手が倒されてユベントスは PK を獲得。これをハイセン選手が冷静に決めて 3-0 となり、ユベントスは勝敗の行方を一気に手繰り寄せる。
ユベントスは30分に GK ダッファラ選手が投げたボールを処理したユルディズ選手がロングドリブルを開始し、カリアリの守備陣を振り切ってシュートまで1人で完結。ユベントスは大量4点のリードを持って前半を折り返す。
勝敗の行方がほぼ決したことで両チームともにハーフタイム明けに選手交代を実施。次戦以降を見据えた試合内容が色濃くなる。
それでもカリアリは50分に右サイドからのクロスにコナテ選手がアクロバットな体勢からシュートを放つもボールは枠を捕らえず。
一矢報いることができないカリアリとは対照的にユベントスは81分にリスタートから最後はＮ・トゥルコ選手が左足で押し込んで5点目。90分にはムバングラ選手が個人技で決め切って6点目を奪取。
試合は一方的に攻め続けたユベントスが 6-0 で大勝した。
なお、モンテーロ監督は試合後に次のようにコメントしています。
パオロ・モンテーロ監督：
「選手たちは休養を得ることができましたし、それがプレーに現れていました。若さから来る複雑な期間だったのでしょう。
私達は落ち着いて良い仕事をしました。ミスを効果的に取り組み、改善したのです。
結果は誰もが目にすることができます。このチームはシーズンの序盤から上手く機能していました。偉大な将来を夢見ることができる選手たちが数多くいますし、私達は共にチームを形成しています。
今日は誰もが上手くプレーしました。プレー機会がそれほど多くなかった選手たちにも言えることです」
前節ボローニャ戦では守備陣が “崩壊” してしまう厳しい試合内容でしたが、今節は攻撃陣が先手必勝で前半の早い時間帯に勝負を決めて精神的に落ち着くことができたことが評価のポイントでしょう。
勝敗の行方が実質的に決した後も集中力が欠けることはなく、出場機会にそれほど恵まれていない選手たちがプレーした後半でも相手にチャンスをほとんど与えずにクリーンシートを達成しました。
この点はチーム力を高める上で役立つはずです。
プリマヴェーラの次戦は10月25日（火）に予定されている UEFA ユースリーグ第5節ベンフィカ戦です。
グループ突破を確定させるために勝利という結果を持ち帰りたいところです。前年度のユースリーグ王者を相手に怯むことなく、良い内容の試合をすることができるのかに注目です。
