ユベントスで次世代の主力選手として期待されるファジョーリ、ミレッティ、スーレの3選手がケルビーニ SD やアリヴァベーネ CEO とともに記者会見を開きましたので概要を紹介いたします。
フェデリコ・ケルビーニ SD:
「この会見は私達にとってスポーツ・プロジェクトを振り返る時間です。設備、監督・コーチ陣、方法論に多くの投資をして来ました。
重要なのはキャリアの問題です。一般的にプリマヴェーラを卒業した選手たちがセリエAの登録メンバーに入るのは 2〜3% です。
だからセカンドチームのプロジェクトが始動し、現在ではユベントス・ネクストジェン(Juventus Next Gen)としてレガ・プロとの素晴らしい道を歩み始めたのです。リーグは数多ある困難の中で私達を歓迎してくれました。
チームは明確な目標を持って産声を上げたのです。スポーツ面ではコッパ・セリエCのタイトルを手にしました。また選手たちのためのトレーニングを行なっています。
今日は私達が対価である果実を手にした最初の日でもあるのです」
ファビオ・ミレッティ選手:
「子供だった8歳の時にユベントスに加入し、ユース部門を経て現在に至ります。私は常にチームのティフォージでした。
アカデミーで育ったから、このユニフォームを着用する重要性を理解していますし、トップチームに到達する準備ができているのです。私の仕事は経験豊富な選手たちから学ぶことです。
サッカーを始めた時のアイドルはネドヴェドでした。それから役割が変わり、今はデ・ブライネを参考にしています。私にとってここは夢であり、何年もかけて到達する目標となったのです」
マティアス・スーレ選手:
「私は17歳からここにいます。アルゼンチンで父たちとバーベキューをしていたことを覚えています。3つのクラブが私に関心を示してくれました。
ユーヴェを選んだことは正しいことでした。私はチャレンジが好きだからです。子供の頃から大きな夢を抱いていました。
目標はセリエAで数多くのプレー機会を得ることです。トップチームでの旅路は始まったばかりですし、私は落ち着いています。また、自分の時間が来ることも知っています。トレーニングで 100% を出しています」
ニコロ・ファジョーリ選手:
「私のユベントスでのキャリアは U-15 から始まり、U-17 やプリマヴェーラを経て U-23 に進み、昨季はセリエBのクレモネーゼに期限付き移籍をしました。
ユーヴェを選択したのは簡単でした。ジジ・ミラーニが11歳の私を連れて来てくれたのです。私は常にビアンコネーロのティフォージでした。
このユニフォームを着用してプレーすることの意味は分かっています。トップチームに入るという夢を実現することができましたし、本当に嬉しく思います。
セカンドチームでプレーしたことは非常に重要で大きな助けになりました。プリマヴェーラからトップチームまでの距離があまりに大きいからです」
マウリツィオ・アリヴァベーネ CEO:
「今日はユースセクターでの偉大な仕事による果実を紹介します。重要な機会です。このプロジェクトは4年前にフェデリコ・ケルビーニよって始まり、ジジ・ミラーニ、マッシミリアーノ・スカーリャ、ジョバンニ・マンナに引き継がれて発展して来たからです。
この場にいる3選手に感謝したいです。彼らがトップチームに入ったのは彼らの仕事の賜物です。"Next Gen" の意味はスポーツの観点からの取り組みだけではなく、より広義での "Next Gen" です。
次世代の手本でなければなりません。ミレッティは良く分かっています。高校の試験を受け、教育課程を継続しています。ユベントスにとって持続可能で倫理的にも有効な投資を行うことが重要です。
移籍市場については明確な戦略があり、移籍戦略は彼らともリンクしています。加入した若手選手にはメンターが必要です。チャンピオンになるにはそれなりの選手が必要です。
最後に今日ここにいる人々に多大な貢献をした謙虚な偉人であるジャンルカ・ペッソットへの感謝の言葉で締めくくりたいと思います」