ユベントスは公式サイト上でコカコーラ社が公式飲料スポンサーとして就任したと発表いたしました。2019年以来の再タッグとなります。
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世界的飲料メーカーであるコカコーラ社は以前にもユベントスのオフィシャル・スポンサーを務めていました。その後は契約満了でユベントスとは袂を分かつこととなっています。
今回の契約では「欧州のコンペティションでも観客へのホスピタリティー権」に加え「女子チームの活動も含まれること」が大きな違いと言えるでしょう。特に後者の影響は無視できません。
コカコーラ社の視点で見れば、商品を愛飲してくれるのは男性でも女性でも問題はありません。大事なのは売り上げだからです。
一方のユベントスは「優良スポンサーの獲得」が重要であり、スポンサー就任の “最終的な決め手” が「女子チーム」であったとしてもクラブ経営的にはプラスとなります。
イタリアでは今年4月に「女子チームのプロ化」が発表され、今季からはプロリーグとして運営されています。女子チームがプロ化したことで選手に支払う年俸などの会計処理も「男子選手と同じ方法」が採れるようになります。
その中で女子チームの活動にも資金を投じてくれるスポンサーの存在は貴重と言えるでしょう。
今夏や2023年夏に現行のスポンサー契約を満了する企業もあるため、優良スポンサーを引き止めたり新規獲得するのはピッチ上での好成績が欠かせません。良いプレーをピッチ上で披露できるのかにも注目です。