ユベントスは公式サイト上でマッテオ・ブルノーリ選手がセリエBのパレルモに完全移籍すると発表いたしました。パレルモをセリエBに昇格させた立役者ですから、選手にとって良い移籍になるでしょう。
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ブルノーリ選手は1994年11月生まれの27歳。ユベントスは2020年1月の移籍市場でBチーム(= U-23)の助っ人として獲得し、2020/21 シーズンはV・エンテッラ、2021/22 シーズンはパレルモでプレーした FW です。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
---|---|---|---|---|
V・エンテッラ (2020/21) |
セリエB | 31 (23) | 3 (2) | 2017' |
イタリア杯 | 3 (1) | 1 (1) | 148' | |
合計 | 34 (24) | 4 (3) | 2165' | |
パレルモ (2021/22) |
セリエC | 36 (33) | 25 (5) | 2827' |
プレーオフ | 8 (8) | 4 | 661' | |
カップ戦 | 3 (1) | 0 | 130' | |
合計 | 47 (42) | 29 (5) | 3618' |
2021/22 シーズンはセリエCの舞台でゴールマシンとして存在感を発揮し、チームをプレーオフ経由でセリエBへと導きました。この実績が評価されての完全移籍ですから、選手にとって良い移籍となるはずです。
ユベントスはセリエAでの実績がない “27歳の CF” を「ヴラホヴィッチ選手の代役」に任命することはありません。また、Bチーム(= U-23)のオーバーエイジ枠として使うと若手選手の出場機会を奪うことになるジレンマもありました。
だから、完全移籍でブルノーリ選手を獲得するチームの存在は「渡りに船」だったのです。(移籍金はボーナスを含めると400万ユーロとも)
パレルモはマンチェスター・シティなどの『シティ・グループ』に加わったため、今季から中長期プロジェクトを稼働させて「セリエAへの返り咲き」を狙うはずです。チーム力を高めようとするチームで存在感を発揮し続けることが期待されることになるでしょう。
ブルノーリ選手が素晴らしい選手キャリアを築いてくれることに期待です。