ユベントスは公式サイト上で 2024/25 セリエA第14節レッチェ戦に向けた招集メンバー21選手を発表いたしました。

招集された選手一覧は下表のとおりです。
| 選手名 | ||
|---|---|---|
| GK | 1st | 1: ペリン、23: ピンソーリョ、29: ディ・グレゴリオ |
| DF | 1st | 4: ガッティ、6: ダニーロ、15: カルル、27: カンビアーゾ |
| B | 40: ローヒ、42: モンテーロ、46: パニュッコ | |
| MF | 1st | 5: ロカテッリ、8: コープマイネルス、19: テュラム、21: ファジョーリ |
| B | 43: オウス、45: パパドプロス | |
| FW | 1st | 7: コンセイソン、10: ユルディズ、22: T・ウェア |
| B | 44: プーニョ、51: バングーラ | |
負傷離脱者が続出し、トップチーム組は GK を含めて14選手に留まりました。
初招集となった5選手は「幸運の持ち主」であれば、レッチェ戦でトップチーム・デビューを果たすことでしょう。ただし、戦力として計算するのは酷であることに留意する必要があります。
【先発予想: 4-1-4-1】
GK: ペリン
DF: ダニーロ、カルル、ガッティ、カンビアーゾ(ローヒ)
DMF: ロカテッリ(ファジョーリ)
OMF: コンセイソン、コープマイネルス、テュラム、ユルディズ
FW: T・ウェア(バングーラ)
チアゴ・モッタ監督は 4-1-4-1 を継続するでしょう。
戦力として計算できるトップチームの選手は限られているため、スタメンでアストン・ヴィラ戦からの変更があり得るのは両サイドバックのみに留まると予想されます。
対するレッチェのジャンパオロ監督は 4-3-3 が有力です。ジャンパオロ監督は就任2試合目でチームの完成度が低く、前節はアウェイでのヴェネツィア戦に大苦戦していました。
ユベントスは「ポゼッションでレッチェを自陣深くに閉じ込められる」と想定できるため、「自分達が創出したフィニッシュの局面を確実に仕留め切れるか」が勝敗のポイントになるでしょう。
一方でユベントスが注意しなければならないのはロングカウンター。
両翼のドルグ選手やピエロッティ選手に縦方向への持ち上がりを許し、クロスに CF クルストヴィッチ選手や逆サイドの WG が合わせる形の速攻を許す展開は避けなければなりません。
レッチェに良い形でボールを持ち運ばれてしまうと、現在のユベントスが苦手とする『セットプレーでの守備を強いられる局面』に置かれることも十分に考えられるからです。
交代カードをほぼ持たないユベントスは「前半45分で勝負の行方を決める先行逃げ切り」が最も理想的な試合展開であり、希望する試合展開に持ち込むための準備が鍵になるはずです。
チアゴ・モッタ監督がどのようなアプローチで難しいアウェイでのレッチェ戦に臨むのかに注目です。