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【試合後コメント】 2024/25 セリエA第14節 レッチェ対ユベントス

 スタディオ・ヴィア・デル・マーレで行われた 2024/25 セリエA第14節レッチェ戦に 1-1 で引き分けたユベントスのチアゴ・モッタ監督およびペリン選手による試合後コメントを紹介いたします。

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チアゴ・モッタ監督:
「ボヴェ自身、チームメイト、そして彼の家族にとって悲しいことです。親の立場で考えますと、そのような状況に置かれた我が子を見ることは耐えられません。

 選手が回復することを望んでいますし、早期に復帰して欲しいと思います。ボヴェ自身や親しい人々に寄り添いたいと思います。

 試合は良い前半でしたが、後半はペースが下がってレッチェが出現しました。しかし、私達はリセットして次戦に備えなければなりません。

 数多くの小さなミスの積み重ねから失点してしまいました。今日の失点は回避できたはずです。改善するためにこれらの試合からインスピレーションを受けなければなりません。しかし、ポジティブに考え続けます。

 カンビアーゾ?あの瞬間にあのプレーを選択しましたが、このような試合では状況をより適切に管理することを学ばなければなりません。

 ユルディズはヴラホヴィッチの代役としてプレー可能です。リール戦でも CF として少しプレーしています。今日の対戦相手は中央でボールを持ち運ぶスペースを閉ざすチームだったので WG として貢献してもらいました。

 全体的なポジションが少し低かったと思いますし、レッチェが前線からのプレスを仕掛けなかったので下がる必要もありませんでした。前線に留まっていれば、もっとインパクトを与えられことでしょう」

 

マッティア・ペリン選手:
「離脱者が重くのしかかっていることは確かですが、それで泣くことは好きではありません。偉大な人間性を示している数多くの新加入組も含めて私達は繋がりを強化しています。

 チームは交代可能な選手達で構成されていますし、私達は勝つために来ています。私達が歩んで来た道は正しいと確信しています。

 ユベントスでプレーすることの意味は常に最善を尽くすことです。

 変化によって乗り越えるべきグレーゾーンが存在したとしても、勝者の哲学が背後にはあるのです。後半でのレッチェのプレーぶりは素晴らしいものでした。称賛に値すると思います」

 




 

 カンビアーゾ選手の長所と短所が如実に現れた試合と評されることでしょう。長所である「攻撃参加」で先制点を奪取し、短所である「軽率な判断」で同点弾を献上する直接の原因を作ってしまったからです。

 1点リードの後半アディショナルタイムに DF が「自陣の右ハーフスペースでの持ち運ぶドリブル」を選択したのですから、監督が苦言を呈するのは当たり前。

 アッレグリ監督ならピッチ脇で大激怒していたことでしょう。

 『守備陣形を自ら崩すことになるドリブル』を1点リードの後半アディショナルタイムに DF が選択するのは “小さなミス” ではなく “致命的なミス” と認識していたからです。

 

 現在のユベントスは「『チームが進んで来た道』の中心から外れて路肩を走行しつつある状態」です。

 現状ではジリ貧ですし、修正を施す必要があると誰もが感じていることでしょう。チアゴ・モッタ監督が効果的な修正策を施すことができるのかに注目です。