『トゥット・スポルト』によりますと、ユベントスと PSG の間でケーン選手とパレデス選手の交換トレード案が再浮上しているとのことです。PSG の新監督の意向次第と言えるでしょう。
ケーン選手とパレデス選手は現所属チームでの出場機会を十分に獲得することができておらず、今季最終盤に交換トレードの噂が出ている状況にありました。ただ、交換トレードが実現するかは PSG 次第です。
- ポジティブ要素:
- 2020/21 シーズンの PSG で戦力
- ネガティブ要素:
- 当時のポチェッティーノ監督とレオナルド SD は不在
- ムバッペ、メッシ、ネイマールと FW 陣は飽和
ケーン選手が PSG のスタイルに合うことは昨季に証明済みです。しかし、当時の指揮官だったポチェッティーノ監督は解任され、レオナルド SD もチームを去りました。
また、メッシ選手を獲得したことで FW 陣はムバッペ、メッシ、ネイマールと飽和しています。メッシ選手とネイマール選手が30代であることから “ある程度の” 出場機会は期待できるものの、ビッグマッチでの先発出場は難しいでしょう。
その点をシビアに評価する必要があると思われます。
交換トレードで名前が出ているパレデス選手は1994年6月生まれの27歳。2017年夏にゼニトから PSG に加入したものの、その前はエンポリやローマで評価を高めたアルゼンチン代表のレジスタです。
ユベントスはレジスタを担当する選手が確定していないため、交換トレードに乗る可能性はあります。
ただ、パレデス選手は負傷がちで今季公式戦の出場は1245分に留まったことが懸念点です。また、監督交代によってパレデス選手が「放出不可」となることも考えられるため、現時点では交換トレードは可能性に過ぎないでしょう。
ユベントスのテコ入れ策が上手く機能するのかに注目です。