ユベントスは公式サイト上で 2022/23 UEFA チャンピオンズリーグ第1節 PSG 戦に向けた招集メンバー22選手を発表いたしました。

招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | ||
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GK | 1st | 23: ピンソーリョ、36: ペリン |
B | 41: ガロファニ | |
DF | 1st | 2: デ・シリオ、3: ブレメル、6: ダニーロ、12: アレックス・サンドロ、15: ガッティ、19: ボヌッチ、24: ルガーニ |
MF | 1st | 5: ロカテッリ、8: マッケニー、11: クアドラード、17: コスティッチ、25: ラビオ、32: パレデス |
B | 20: ミレッティ、44: ファジョーリ | |
FW | 1st | 9: ヴラホヴィッチ、14: ミリク、18: ケーン |
B | 30: スーレ |
試合前日の公開練習では姿を見せていたディ・マリア選手が招集外。
その一方で打撲でフィオレンティーナ戦を欠場したラビオを選手がメンバーに復帰し、22選手でフランス・パリ遠征に旅立ちました。
【先発予想: 3-5-2】
GK: ペリン
DF: ブレメル、ボヌッチ、ダニーロ
WB: クアドラード、コスティッチ
MF: ラビオ、パレデス(ロカテッリ)、ミレッティ
FW: ミリク、ヴラホヴィッチ
アッレグリ監督は 3-5-2 を起用すると思われます。ディ・マリア選手が不在ですからセリエA第3節ローマ戦での配置と役割を基本にし、3バックに選手を当てはめると予想されます。
グアドラード選手が DF ラインに下がることで4バックに可変するため、状況に応じて配置は変化することになるでしょう。
対する PSG のガルティエ監督は 3-4-1-2 が濃厚です。メッシ、ネイマール、ムバッペの3選手がチームを牽引する攻撃重視型のチームに分類されます。
ユベントスは「PSG の強力3トップに時間とスペースを与えないこと」が重要です。スペースを手にした “MNM” の3人がユベントスの最終ラインを相手にデュエルを仕掛ける状況は避けなければなりません。
ヴェッラッティ選手からの展開やハキミ選手の突破など、MNM にボールが渡ることを制限できるかがバロメーターになるはずです。
一方でユベントスの攻撃陣は「PSG の中盤 MF 陣が設定する “セカンドライン” を高い頻度で突破して決定機を作り出せるか」がポイントです。
MNN の3人はハイプレスを得意とする選手ではないため、“ファーストライン” の突破で手こずることはないでしょう。PSG の3トップによるファーストラインすら突破できないと惨敗は不可避と言わざるを得ません。
したがって、PSG のセカンドライン手前でユベントスの MF 陣がボールを引き出し、ハキミ選手やヌーノ・メンデス選手の背後を利用したクロスから決定機を創出するなどの『形』を作れるかが鍵になると思われます。
真っ向勝負で選手の能力をフルに発揮する試合展開になると、クラブの資金力で上回る PSG に軍配が上がるでしょう。したがって、ユベントスは PSG の選手に本領を発揮させないことが重要です。
その上でユベントスの選手が勝負強さを発揮する準備をアッレグリ監督が施すことができているのかに注目です。