アッレグリ監督が『DAZN イタリア』でアンドレア・バルザーリ氏からの取材を受けていましたので概要を紹介いたします。

マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「ミラン、インテルそしてナポリに先行されました。しかし、彼らが私達よりも優れていたと言うことではありません。
私達は直接対決で1つも勝つことができませんでした。キャラクターやマネジメントの面で何かが足りなかったことは明確です。
勝者はプレーが決して悪かったのではありません。しかし、良いプレーをしても勝利を手にすることができなければ、結果に対する批判を招くことになるでしょう。
勝つための方法は1つではありません。強い選手が必要ですし、彼らを適切なコンディションにし、アイデアを与えることです。
私達全員が良いプレーをしたいと思っていますが、これは抽象的な考えです。私達はロナウドがトリノで決めたオーバーヘッドを記憶していますが、どのような流れでプレーが発生したのかは覚えていないでしょう。
それからチームの DNA にも依存します。これは変えることはできません。ビッグクラブにいるのですから勝たなければなりません。方法を模索しなければなりませんが、毎年勝つことはできません。
デ・リフトとロカテッリは未来のリーダーです。マヌエルは重要な獲得であり、主将になることができます。彼は何年もユベントスに留まることができる技術面と道徳面の個性があります。
もう1つの嬉しいサプライズはダニーロでした。彼はつまらないことは決して言わず、常にチームを第1に考える人物です。本物のリーダーは自ら体現しなければなりません。
ヴラホビッチは忠実なキャラクターを有し、常に勝利を渇望しています。ピッチ上でカリスマ的なリーダーになれるでしょう。
クリスティアーノ、イブラヒモビッチ、ロナウジーニョ、ロビーニョ、カッサーノ、セードルフ、ピルロ、ブッフォンを指導して来ました。メッシとの機会には恵まれませんでした。
偉大な選手たちから多くのことを教えてもらいましたし、そのことに思いを馳せると未だに興奮を覚えます。
衝突もありました。しかし、カンピオーネはドレッシングルームを出て代理人に電話をするような人物ではありません。プライドを押し出してピッチに入り、試合に勝利する者です。
ディバラは自分自身を取り戻さなければなりません。新たなメッシを持ち上げられ、舞い上がっていた時期もありました。しかし、他の選手になれるサッカー選手は存在し得ないのです。
ディバラはまた多くのことを与えられる存在です。並外れたテクニックを有しているのですから。惚れ惚れするプレーを見せてくれるでしょうね」