2018/19 セリエA第11節カリアリ戦を控え、アッレグリ監督による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。

マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「私達は試合に勝たなければなりません。勝利が簡単ではないことはエンポリで示されています。対戦相手はそれぞれの目標を持っていますし、勝点を取りこぼすことはできません。なぜなら、インテルとナポリが背後に迫っているからです。
カンピオナートとチャンピオンズリーグは異なります。リーグ戦ではより注意を払う必要があります。チャンピオンズリーグでは自然と集中力が高まるからです。カリアリはイタリアで最も走るチームであり、パボレッティのような選手を擁しています。
重要な1週間を迎えているのです。明日は良い試合をしなければなりません。
ロナウドやメッシ、ミラン時代のイブラのような選手がいれば、ゴールは彼らが作り出します。それから、私達にはディバラやマンジュキッチという決定力のある選手がいます。セットプレーでのゴールを決めなければなりませんが、まだ決まっていません。
バレッラはベルナルデスキ、ロマニョーリ、ルガーニや他の若手選手のようにイタリア代表の未来となるでしょう。
明日の試合ではキエッリーニとベルナルデスキは招集外です。ケディラとマンジュキッチはメンバーに復帰します。スピナッツォーラは月曜にミラノでプリマベーラのインテル戦に出なければなりませんでしたが、私達が望みませんでした。
彼は良好ですし、状態は上がっています。プリマベーラで数試合プレーすることになるでしょう。
ベルナルデスキは最初の数試合で偉大な選手へと変貌を遂げました。それから、彼は代表チームに行き、筋肉に問題を抱えて戻って来ました。起用はしたのですが、私がプレーをストップさせました。プレーが芳しくなかったのはそれが理由です。
冷静になり、バランスを取る必要があります。私達は特にメンタル面でまだ成長しなければならない選手に対して簡単に熱くなりがちだからです。フェデリコは若く、24歳です。彼は大きく飛躍しましたが、成熟するまでには時間を要します。これはルガーニや他の若手選手にも言えることです。
ピアニッチとマテュイディは明日の試合でプレーします。残る1人はベンタンクール、クアドラード、ケディラから選ばなければなりません。DF はカンセロとボヌッチがプレーします。残る2選手を選ぶ必要があります。
前線はロナウドがプレーしますが、彼の他にプレーする選手を今日のトレーニングで決めなければなりません。
明日はシュチェスニーがプレーします。ペリンがプレーする機会は回って来るでしょう。
カリアリはとても速いチームです。また、前線には空中戦に強いパボレッティがいます。マンジュキッチがいれば、私達はフィジカルの強いチームになります。不在の場合はフィジカルが低下することを認識する必要があります。
まず、私達はクリーンシートを達成しなければなりません。ここまで7失点を喫していますが、これは年間28失点のペースであり、スクデットを獲得するにはリスクがあるでしょう。なぜなら、年間30失点ではタイトルを勝ち取れないからです」