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【試合後コメント】 2021/22 セリエA第36節 ジェノア対ユベントス

 スタディオ・ルイジ・フェラーリスで行われた 2021/22 セリエA第36節ジェノア戦に 2-1 の逆転敗けを喫したユベントスのアッレグリ監督による試合後コメントを紹介いたします。

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マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「残念な敗戦です。私達がシーズン後半戦に敗れたのはインテルだけでしたから。数多くのチャンスを作りましたが、これがサッカーです。

 今日の試合においてもジェノアが困難な瞬間に置かれていましたが、私達は試合をコントロールできませんでした。カウンターに出る時はプレーを完結させなければなりません。相手が何もできないのであれば、最後の確実性を奪い取らなければならないのです。

 ディバラは素晴らしい夜を披露しました。ケーン?フィジカル的にも良い状態です。大きく成長していますし、彼と共にいれて幸せです。

 ミレッティは今夜も重要な技術レベルの試合をプレーしました。非常に落ち着いていますし、カルチョのプレー方法を知っています。

 ヴラホビッチに対しても満足しています。技術面でクリーンな試合をしていました。もう少し MF 陣を探さなければなりませんし、得点を決めれなくても冷静さを保ち続けなければなりません。

 92分まで試合には勝っていたのです。今夜はそれでも敗けました。これがサッカーです」

 




 

 チーム戦術は「無きに等しい」とカミングアウトしたような試合内容でした。中堅からベテランの域に達する選手を途中交代で投入し、4-4-2 の守備ブロックで逃げ切りを図るも2失点を喫して逆転敗けとなったからです。

 また、「勝利への執念」というメンタリティーの部分で(試合終盤に)存在感を放った選手は見当たりませんでした。

 主力選手に占める割合は “歴戦の猛者” ではなく “伸び代を残す伸び盛りの若手有望株” が多くなっているのです。

 『第1期と同じアプローチ』を採り続けるのなら、アッレグリ監督の第2期は「温め直したスープは不味い」を成績で体現することになるでしょう。

 

 わずか数年で取り巻く環境は激変しました。“伸び代を残す伸び盛りの若手有望株” に「模範解答の1例」を示すなどアッレグリ監督やコーチ陣が変わることができるのかがポイントになると思われます。