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Bチーム: アケのゴールでフェラルピ・サロを 1-0 で下す

 2021/22 セリエC第24節が行われ、ホームにフェラルピ・サロを迎えたユベントス・Bチーム(= U-23)はアケ選手のゴールで 1-0 の勝利を手にしました。

画像:決勝ゴールを決めたアケ

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表:出場選手一覧(2021/22 セリエC第24節 フェラルピ・サロ戦)
  選手名
GK 1: イスラエル
DF 2: レオ
5: デ・ウィンター(→ 38' pt. 4: リッチオ)
13: ポーリ
6: アンツォリン
MF 17: ズエッリ
21: ミレッティ
23: アケ(→ 35' st. 26: バルビエリ)
10: スーレ(→ 19' st. 14: コンパニョン)
20: イオコラーノ(→ 35' st. 7: セクロフ)
FW 11: ブリヘンティ (C)(→ 19' st. 27: クドリッジ)

 ザウリ監督は 4-2-3-1 を選択。前線の形を変更し、ブリヘンティ選手を1トップに配置し、2列目にはアケ、スーレ、イオコラーノの3選手を起用する布陣で試合に臨みます。

 

 試合は開始2分にスーレのパスに反応したブリヘンティの強烈なシュートが枠を捕らえる。しかし、これは GK デ・ルシアが正面でブロック。

 良い入りを見せたユベントスだが、その後は試合が膠着してしまい両チームともに決定機を作ることができない。

 試合が動いたのは33分。ミレッティが左サイドのハーフスペースを縦に突破して右足のアウトサイドで中に折り返すと、中央で待ち構えていたアケが合わせてユベントスが先制に成功する。

 だが、ユベントスは37分に CK からの競り合いでデ・ウィンターが左肩を負傷。リッチオとの交代を強いられるアクシデントに見舞われるも、前半を1点のリードで折り返す。

 ハーフタイムを挟んだ後半に入っても試合展開は前半と同じで両チームともに決定機を作り出すことに苦労する。

 フェラルピ・サロは65分に右 CK をショートコーナーで再開し、ゴール前に人数をかけるもオフサイドでプレーそのものは認められず。時計の針は静かに進む。

 フェラルピ・サロに訪れた最大のチャンスは81分。中盤でボール奪取に成功すると右サイドを抜け出したルッピが勢いを活かしてシュート。だが、GK イスラエルが触れたボールは左ポストを叩き、同点の機会を逸してしまう。

 この跳ね返りを回収したユベントスはカウンターを発動。ラストパスを受けたコンパニョンがフリーで狙ったが GK デ・ルシアが抜群の飛び出しでブロック。跳ね返った先にいたイオコラーノのシュートは枠の上に飛んで追加点とはならず。

 それでもユベントスは試合を 1-0 で終わらせることに成功。勝点3を獲得した。

 

 なお、ザウリ監督は試合後に次のようにコメントしています。

ランベルト・ザウリ監督:
「私達は非常に満足しています。長い中断期間の後に重要な勝利が到着したこと、チームがプロ・ベルチェッリ戦の後に偉大なリアクションを見せてくれたからです。

 私達の対戦相手は強く、そして良くトレーニングがされています。しかし、私達は偉大な試合をプレーしましたし、成功に値しました」

 




 

 試合展開は「我慢比べ」でした。相手への “プレゼント” が極端に少なく、軽率なミスが試合の行方を左右する緊張感の大きい試合だったからです。

 その中で個の能力で相手守備陣を突破したミレッティ選手や最後まで辛抱強く耐え続けた守備陣の奮闘は讃えられるべきでしょう。その一方で82分に訪れた絶好の追加点の機会を逸した FW 陣は悔いが残る試合となりました。

 選手キャリアをステップアップするには訪れたチャンスで結果を残すことが重要です。その積み重ねを上手くできるかが今後の課題となるでしょう。

 

 Bチームの次戦は2月1日(火)に予定されているセリエC第21節トリエスティーナ戦です。延期となっていたリーグ戦でも連勝を記録することができるのかに注目です。