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Bチーム: ミレッティの逆転ゴールでトレントを 2-1 で下す

 2021/22 セリエC第18節が行われ、トレントをホームに迎えたユベントス・Bチーム(= U-23)は立ち上がりに先制されるも後半に逆転に成功し、2-1 で勝利しました。

画像:ハイタッチに応じるミレッティ

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表:出場選手一覧(2021/22 セリエC第18節 トレント戦)
  選手名
GK 1: イスラエル
DF 2: レオ(→ 17' st. 14: コンパニョン)
5: デ・ウィンター
3: ストラマッチョーニ
6: アンツォリン
MF 10: スーレ
21: ミレッティ
8: レオネ(→ 17' st. 17: ズェッリ)
23: アケ(→ 42' st. 26: バルビエリ)
FW 11: ブリヘンティ (C)(→ 35' st. 7: セクロフ)
9: ダ・グラサ

 ザウリ監督は 4-4-2 を選択。前節レナーテ戦からは6選手を入れ替え、前線はブリヘンティ選手とダ・グラサ選手の2トップで試合に臨みます。

 

 試合は開始2分に右サイドを突破したパッタレッロのクロスに走り込んだパスクアートが中央で合わせ、トレントが立ち上がりに1点を先行する。

 対するユベントスは20分に左サイドを突破したアンツォリンのクロスにレオネが合わせるもシュートは相手 DF がブロック。28分にはストラマッチョーニのロングシュートが枠を捕らえたが、これは GK マルケジャーニが好セーブで CK に逃れる。

 攻め続けるユベントスは36分にブリヘンティが FK を直接狙うも壁に当ててしまう。しかし、その跳ね返りを回収したスーレが浮き球フィードに反応したブリヘンティがボレーで合わせたが、シュートは GK マルケジャーニがストップ。

 一方のトレントは43分にカウンターからパスクアートのスルーに反応したルッフォ・ルチが狙ったが、こちらはユベントスの GK イスラエルが応戦。前半は 0-1 とトレントが1点のリードで折り返す。

 後半で先に決定機を得たのもトレント。57分に左サイドで得た FK をパスクアートが直接狙うも GK イスラエルが弾き出して難を逃れる。

 ユベントスは66分に左 CK からファーで余っていたスーレの左足ボレーが枠を捕らえたが、 GK マルケジャーニがキャッチ。1点が遠い時間帯が続く。

 それでも78分にズェッリからの横パスを受けたコンパニョンが持ち上がってペナルティーエリア手前の右45度からミドルシュートをゴール左下に突き刺し、スコアを 1-1 の同点に戻して試合最終盤を迎える。

 ユベントスは86分にミレッティがアケに展開してゴール前に詰めると、アケのクロスにダ・グラサの背後から飛び出したミレッティが合わせて逆転に成功する。

 結局、この1点が決勝点となって試合は 2-1 で終了。ユベントスは逆転勝利で勝点3を手にした。

 

 なお、ザウリ監督は試合後に次のようにコメントしています。

ランベルト・ザウリ監督:
「チームは午後の試合で良いプレーをしたと思います。勝利をもたらした2ゴールのことだけではないからです。ゴールが遠かった時も選手たちは試合に留まり続けていましたし、このようなことは初めてではありません。

 これはレベルの高いチームから得た重要な勝利です。トレントは新規昇格組ですが、非常に有能な監督とテクニックを持った選手を擁しています。

 加えて私達にとって勝点3は重要です。直近の試合ではネガティブなパフォーマンスではなかったのに勝点を積み重ねることができなかった状態を脱することができるからです。

 コンパニョンのゴールを嬉しく思います。シーズンの前半は満足にプレーできなかったものの、ハードワークを続け、今日はゴールで価値を証明したからです。チームは良いものを数多く持っていますし、今日は力強いパフォーマンスで示してくれました」

 

 




 

 直近の試合では上位勢との対戦で結果を出すことに苦労していましたから、内容が伴った試合で勝点3を獲得できたことは若い選手たちにとって大きな自信となることでしょう。

 成長曲線を描き続け、上位のカテゴリーで戦い抜けるフィジカルを身に付けることが期待されているからです。

 負傷離脱は若手選手の成長を妨げる要因であり、怪我をしにくい身体作りも重要となるはずです。まずは良い状態で年内を締めくくろうとするチームの中で存在感を発揮できるかでしょう。

 

 Bチームの次戦は12月18日(土)に予定されている第19節レニャーゴ・サルス戦です。今節での逆転勝利の流れを活かして連勝することができるのかに注目です。