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プリマベーラ: カリアリとのアウェイ戦に 2-0 で敗れる

 ユースリーグの関係で延期となっていた 2021/22 カンピオナート第31節が行われ、アウェイでカリアリと対戦したユベントスは 2-0 で敗れました。

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧(2021/22 プリマベーラ第31節カリアリ戦)
  選手名
GK 1: センコ
DF 19: フィウマーノ(→ 18' st. 2: サボナ)
5: エンゾアンゴ
13: ムハレモビッチ
16: ローヒ
MF 14: ムラッツィ(→ 10' st. 29: マレッサ)
10: ボネッティ (C)(→ 10' st. 25: エンバングラ)
3: トゥリッキア
7: ハサ
FW 18: トゥルコ(→ 24' st. 9: チェッリ)
17: キボツォ(→ 10' st. 26: セクララツ)

 ボナッティ監督は 4-4-2 を選択。先週末のサッスオーロ戦からは7選手を入れ替え、前線はトゥルコ選手とキボツォ選手の2トップで試合に臨みます。

 

 最初にチャンスを作ったのはカリアリ。6分にデソグス選手が左サイドから仕掛けてシュートも GK センコ選手がブロック。こぼれ球をガリアーノ選手が詰めたが、シュートはクロスバーの上。

 対するユベントスは11分にキボツォ選手が縦パスを受けてシュートに持ち込むが、これは GK ダニエッロ選手が阻む。

 試合が動いたのは26分。GK センコ選手からの縦パスをトゥリッキア選手がダイレクトで前線に展開しようとするも相手選手に跳ね返ってガリアーノ選手に渡ってしまい、この決定機を決め切ったカリアリが1点を先行する。

 カリアリは前半終了間際の45分にガリアーノ選手が右サイドから中央にカットインし、左足でミドルシュートを突き刺してリードを2点に広げて前半を折り返すことに成功する。

 2点のビハインドを背負ったユベントスは59分に途中出場のセクララツ選手が放ったロングシュートが枠を捕らえたが、GK ダニエッロ選手がブロック。こぼれ球はエンバングラ選手よりも先に相手 DF がクリアする。

 一矢報いたいユベントスは82分に左サイドからのパスを受けたハサ選手がミドルシュートで狙うも、GK ダニエッロ選手が CK に逃れる好セーブで応戦する。

 攻め続けたユベントスは86分にチェッリ選手の浮き球パスに反応したセクララツ選手がペナルティー内で折り返そうとしたクロスが相手 DF のハンドを誘発。ユベントスは PK を獲得する。だが、チェッリ選手が蹴った PK は GK ダニエッロ選手に止められて万事休す。

 試合は前半の2得点を守り切ったカリアリが 2-0 で勝利した。

 

 なお、試合後にボナッティ監督は次のようにコメントしています。

アンドレア・ボナッティ監督:
「私達は最後まで挑戦し続けましたが、今日は明らかに私達の日ではありませんでした。PK 失敗がそれを物語っています。

 この試合ででもエネルギーと気づきを得ました。レギュラーシーズンの最終戦に向けて自分自身の姿を示したいと思います。

 プレーオフの前に良い形でカンピオナートを締めくくりたいです。一発勝負のプレーオフですから私達にもチャンスはあるでしょう」

 




 

 ポゼッション重視のスタイルが裏目に出た試合だったと言えるでしょう。GK から組み立てようと縦パスをボランチの選手に付け、それをダイレクトで前線に送ろうとしたところで相手選手に引っかかって先制点を許してしまったからです。

 ボールを保持するスタイルではビルドアップでのミスは付き物です。それだけにミスを点に結び付けられた場合は「攻撃力での挽回」が重要になります。カリアリ戦ではそれが機能しなかったことが反省点になるでしょう。

 

 プリマベーラの次戦は5月15日(日)に予定されているカンピオナート第34節 SPAL 戦です。

 レギュラーシーズン最終節であり、シーズン終了後にはスクデットを懸けたプレーオフが行われます。良い状態でプレーオフに臨むためにも最終節を良い内容で終えることができるのかに注目です。