2021/22 セリエA第32節カリアリ戦を控え、アッレグリ監督による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「明日は難しい試合になるでしょう。カリアリは大敗した後ですし、サルディーニャでの試合はいつも難しいからです。カリアリはフィジカル的なチームであり、技術的には悪い試合になるでしょう。このことを認識しなければなりません。
私達は勝点3を積み重ねなければなりません。ローマが勝点5差に接近しているからです。
4-2-3-1 を使うか?今日のトレーニングを踏まえて決める予定です。明日はロカテッリが1ヶ月の離脱によって不在です。それからデ・シリオとモラタは出場停止です。
しかし、これらは言い訳にはなりません。私達は偉大な試合をしなければならないからです。
カルチョでは偉大な試合をプレーすることで反応するしかないのです。インテル戦と比較すると明日は全く別物の試合になるでしょう。
私はカリアリで簡単に勝てた試合は見たことがありません。だから明日の試合では相手や環境を知った上での準備をしなければならないのです。
試合に勝つために挑戦するだけです。チームは良いトレーニングを積めていますし、フィジカル的にも良好です。
ボヌッチ?状態は上がって来てます。ただ、彼を先発起用するかは評価する必要があります。
目標は4位以内で終えることです。私達は今の時点でそこに位置していますが、ローマとは勝点5差は十分とは言えません。直接対決のアドバンテージはあるものの追い上げを許すことはできません。明日の結果は重要です。
私達は今年のベストゲームで失敗してしまいました。アタランタ戦、ビジャレアル戦、インテル戦のホーム3試合です。ほとんど許さなかったもののチャンスを完全には活かし切れませんでした。
1回や2回ならまだ理解できます。しかし、3回は多すぎると思い始めています。仕事に取り組み、改善する必要がありますし、これらの状況では冷静さを持つことも必要なのです。
ラビオはダブルボランチの方が合っています。彼にはピッチをカバーできる足があるからです。他の選手とは異なるエンジンを積み込んでいますし、フィジカル面での他の選手よりも秀でています。
中盤を3選手にしてプレーしなければならない試合もあります。ラビオはそこで良いプレーができないかもしれませんし、他の選手が良いプレーをするかもしれません。重要なのはチームが円滑に機能することです。
カリアリ戦はどの選手にとっても正しい試合です。冗談を言うことはできません。残り7試合ですし、攻撃面ではもっと精度を高めなければなりません。これが上位3チームとの違いです。
来季に向けた動き?私達は達成しなければならない目標があり、全選手が目標達成のために貢献しなければなりません。去就に関係なくです。
今は移籍市場のことを考えず、結果を持ち帰ることに集中しなければなりません」