今夏の移籍市場で主力のデグラン・ライス選手を放出することが決定的となっているウェストハムが後任としてザカリア選手に関心を寄せているとファブリツィオ・ロマーノ氏がツイートしています。
移籍が実現するとユベントスにとっては朗報と言えるでしょう。
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“フィジカル、テクニック、戦術判断力と全てを兼ね備えた万能型 MF であるライス選手” が今夏に退団することはウェストハムにとって痛手です。そのため、後任としてザカリア選手の名前も出ているのでしょう。
- ウェストハムがザカリア選手を評価する理由:
- 190cm とフィジカル面での強みがある
- チェルシーに在籍(=プレミアリーグの経験あり)
- 獲得のハードルが高くない
- ユベントスがザカリア選手への関心を歓迎する理由:
- 「イタリアよりイングランドの方が合う」と発言したことで復帰しても肩身が狭い
- 売却益を確保できる
「フィジカルと一定のテクニックを保証してくれるボランチがお手頃価格で獲得できる」となれば、中盤 MF が補強ポイントになるウェストハムは獲得に興味を示します。
ユベントスも「実質的に構想外となっているザカリア選手への関心」は『渡りに船』の状態です。正式な獲得オファーが来ることを期待しているのは間違いないでしょう。
争奪戦になるほどザカリア選手自身とユベントスにとって好条件を引き出せるため、ユベントスとしては「プレミアリーグに所属する “複数の” クラブからザカリア選手への獲得オファーを受けたい」ところです。
ザカリア選手の減価償却費は2023年6月末の時点で約700万ユーロと大きくはありません。売却益を確定させるだけなら、欲張る必要性が少ないこともメリットになるはずです。
ザカリア選手が 2023/24 シーズンに所属するクラブがどこになるのかに注目です。