2021/22 UEFA ユースリーグ第6節が行われ、ホームにマルメを迎えたユベントスはチェッリ選手のドッピエッタなどで 4-1 の勝利を手にしました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
| 選手名 | |
|---|---|
| GK | 1: センコ |
| DF | 24: デッラバーレ（→ 25' st. 4: オミッチ） 19: フィウマーノ (C)（→ 25' st. 2: サボナ） 6: チティ 16: ローヒ |
| MF | 29: マレッサ（→ 37' st. 28: ストリドンク） 21: ドラティオット 26: セクララツ 25: エンバングラ |
| FW | 33: スーレ（→ 1' st. 23: レドン） 9: チェッリ（→ 15' st. 36: アンジェレ） |
ボナッティ監督は 4-4-2 を選択。スーレ選手とチェッリ選手が2トップを組み、ドラティオットとセクララツ選手の中盤で試合に臨みます。
積雪の中で行われた試合は両チームが積極的な姿勢を見せる。ユベントスは6分に右サイドから持ち込んだスーレ選手が狙うもシュートは枠を捕らえず。対するマルメは10分に左 CK からアルバレス選手がヘディングで狙うも枠のわずかに右。
試合が動いたのは20分。ユベントスは右サイドからマレッサ選手がクロスを入れると、マルメの DF がクリアをミスして流れて来たボールをファーサイドでチェッリ選手が合わせて先制に成功する。
両チームがゴールを狙い続けた中でスコアを動かしたのはユベントス。30分にドラティオット選手からのスルーパスに反応したエンバングラ選手が流し込み、ユベントスのリードは2点に拡大する。
マルメは46分に右サイドから抜け出したベルケボ選手が決定機を迎えたが GK センコ選手が飛び出して防ぎ、前半はユベントスが2点のリードで折り返す。
後半でスコアを先に動かしたのもユベントス。59分にレドン選手が左サイドから入れたクロスに逆サイドに走り込んだチェッリ選手が右足ボレーで合わせ、ユベントスのリードは3点に広がる。
直後の60分には左サイドを抜け出したセクララツ選手が決定機を手にしたが、シュートは GK アンデルセン選手がストップ。こぼれ球に詰めたエンバングラ選手のシュートも阻まれてしまう。
一方のマルメは71分にベルケボ選手が抜け出しに成功すると、今度はシュートをゴール右隅に流し込み、一矢報いることに成功する。
対するユベントスは77分に左 CK をショートコーナーで再開するとドラティオット選手がペナルティーエリア内で倒されて PK を獲得。ゴール右を狙ったドラティオット選手の PK は GK にストップされたが、跳ね返りを自ら押し込んで4点目を奪取する。
結局、試合はこのままのスコアで終了。ユベントスが 4-1 でマルメを下し、グループ首位通過を決めた。
なお、ボナッティ監督は試合後に次のようにコメントしています。
アンドレア・ボナッティ監督：
「グループにとって良いパフォーマンスでした。結果はそれに値しますし、数多くの選手たちがプレーしてポジティブな感覚がありました。この道は私達の成長にとって重要です。
アンジェレのデビューについて嬉しく思いますが、今日は多くの選手たちが良いプレーを見せました。
私達はカンピオナートにおいてもメンタリティーを変えて行かなければなりません。どの年でも特別なオープンマインドを持たなければなりませんし、常に納得の行くパフォーマンスを追求し、成長のためのディテールを修正し、正しい自信を持つことが必要なのです」
試合を強行したと言えるような悪天候でしたが、首位通過を決めたチームに相応しいパフォーマンスだったと言えるでしょう。
コメントで言及されたアンジェレ選手は2005年生まれの16歳。選手を抜擢する余裕がある試合にすることができていたのはポジティブなことです。
プリマベーラの次節は12月12日（日）に予定されているカンピオナート第12節レッチェ戦です。
カンピオナートは首位ローマが抜け出し、2位以下は大混戦となっています。ユベントスは直近3試合で2分1敗とブレーキがかかっており、ボナッティ監督が発破をかけるのは当然です。選手たちが良い反応を見せてくれるのかに注目です。
