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【試合後コメント】 2021/22 セリエA第14節 ユベントス対アタランタ

 アリアンツ・スタジアムで行われた 2021/22 セリエA第14節アタランタ戦に 0-1 で敗れたユベントスのアッレグリ監督による試合後コメントを紹介いたします。選手による試合後コメントはありません。

画像:トゥット・スポルトの一面(2021年11月28日付)
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マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「今晩のパフォーマンスはフォレンティーナ戦やラツィオ戦に似ていました。不安と焦りから私達は自分たちが作り出したチャンスを活かせていません。得点ができないと心配になるからです。

 パフォーマンスを向上する仕事を継続する必要があります。勝つことに挑戦し、そして勝ち続けなければなりません。

 私はこのチームが価値のあるチームだと信じています。それから上手く行かない時もあります。私達は仕事を継続しなければなりません。チームに自信を持っていますし、今夜のようなパフォーマンスの後に選手たちに何も言うことはできません。

 今の順位は監督を含む私達の現在の価値を意味しています。

 現実的に考えなければなりませんし、プレッシャーを取り除いて可能な限り冷静に仕事をしなければなりません。すべてをリセットしてサレルノから再スタートしましょう。非常に難しいアウェイ戦です」

 

 




 

 チェルシー戦とアタランタ戦で選手たちが見せたパフォーマンスが「何も言うことができないほど最善を尽くしていた」のであれば、「限界」と同じ意味ですから移籍市場での “換金” を真剣に検討すべきです。

 それだけパフォーマンスは低調でした。

 采配面で疑問視されるのは「アルトゥール選手の起用を見送ったこと」でしょう。前日会見では「フィジカル面で優勢なアタランタにテクニックで対抗する」と言及していましたが、テクニック勝負の比重を高めようとする工夫は見られませんでした。

 モラタ選手のテクニックではフィジカルを活かしたマークをするデミラル選手を上回ることはできず、A・サンドロ選手も対面したザッパコスタ選手とのデュエルで後手に回り続けました。この現実を受け止めなければならないでしょう。

 

 リセットをするなら選手起用の序列もリセットすべきです。相手に対策を施されて封じられている選手がレギュラーとして出場を続けていれば、相手チームが有利になるのは当たり前です。

 来季以降を見据えて『再建モード』に入ることも現実的な選択肢です。今のままでは “ジリ貧” ですから、アッレグリ監督が諸刃の剣となるリスクを取って大鉈を振るうのかに注目です。