ユベントスは公式サイト上で今年6月30日に言及された増資を行うために引き受け契約を主要4銀行との間で締結したと発表いたしました。増資額は4億ユーロで年内に行われる予定とのことです。
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コロナ禍でクラブ経営の赤字が進行したユベントスは6月30日に増資計画を発表。現地7月30日付で「増資は最大4億ユーロ」の規模で行われることが公表されました。
ユベントスは今回の増資に対し、以下の4行との間で引き受け契約を締結したとのこと。
- ゴールドマン・サックス
- JP モルガン
- メディオバンカ・ディ・クレディト・フィナンツィアリオ
- ウニクレディト
アメリカの投資銀行が2行、イタリアの銀行が2行となっています。増資分の株式はこれらの銀行を通す形での販売が採られることになるでしょう。
なお、増資の一部はユベントスの親会社である EXOR が引き受ける前提となっています。これは「EXOR が引き受けないと保有率が下がり、アニェッリ家の影響力が低下する事態を招く」ことが理由です。
増資に関してですが、「年末までの実施」が目標となっている状況です。
市況が芳しくないと買い手が現れないですし、「管轄法人からの増資の承認」や「管轄当局からの増資に関する許可の取得」など “やるべきこと” があることが理由です。
2度目の増資でクラブ経営を上手く立て直すことができるのかに注目です。