レガ・セリエＡは公式サイト上で 2020/21 コッパ・イタリア決勝の冠スポンサーに仮想通貨取引所を運営する Crypto.com が就任すると発表いたしました。関係性がどこまで続くかがポイントになります。
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Crypto.com は crypto （＝暗号）が示すように「暗号資産（≒仮想通貨）の取引」や「決済サービス」を手がける企業です。
サッカーリーグとスポンサー契約をするのは初ですが、アストンマーチン（F1）やモントリオール・カナディアンズ（NHL）のスポンサーを務めた経歴があります。したがって、時代の流れに沿ったスポンサー契約と言えるでしょう。
今回のスポンサー契約ではコッパ・イタリア決勝戦を記念した NFT （non-fungible token, 非代替性トークン）を発行する予定であり、今後は発行される NFT への人気度合いによってレガ・セリエＡと Crypto.com の関係性が決まると考えられます。
とは言え、暗号資産は現状では「投機資産」という意味合いで人気が集まっている状況ですから、長期的な関係性を維持するスポンサーとして期待するのは難しいと思われます。
スポンサーとしては『オンライン・ベッティング企業』と似た契約形態や関係性に落ち着くことでしょう。要するに、「数年単位での新規事業者との契約が締結されること」が現状では最有力だからです。
ユベントスとアタランタが激突する 2020/21 コッパ・イタリア決勝で冠スポンサーの Crypto.com がどのような形で存在をアピールすることになるのかにも注目です。
