レガ・セリエAは公式サイト上で 2019/20 シーズンのコッパ・イタリアの組み合わせを発表いたしました。シード権を持つユベントスは5回戦(= ラウンド16)からの登場で、ウディネーゼまたはボローニャとの対戦が濃厚です。
ユベントスが入った “山” の組み合わせ表は以下のとおりです。
コッパ・イタリアのラウンド16は2020年1月中旬(= 15日または22日)に予定されています。そのため、ユベントスがコッパ・イタリアに登場するのは年明けです。
対戦相手はセリエAのチームが順当に勝ち上がれば、ウディネーゼかボローニャのどちらかになる可能性が高いと言えるでしょう。
ラウンド16を突破しますと、準々決勝ではローマとの対戦が濃厚です。準々決勝も “一発勝負” であり、今シーズンも準々決勝が「鬼門」になる可能性が高いと考えられます。
ポジティブな要素としては「ユベントスが参戦するのは年明けの2020年になること」です。
2019/20 シーズン前半戦は「チームの熟成」に費やすことができますし、一発勝負のトーナメント戦で結果を問われる状況を先送りすることが可能になるからです。ただ、これは同じく新監督を迎えたローマにも言えることです。
したがって、サッリ監督がチーム力をどれだけ上手く引き上げることができているのかが浮き彫りとなる最初のテストになるでしょう。
新しいコンセプトをチームに根付かせるには時間がかかります。コッパ・イタリアは『控え組』を中心にした選手起用が想定されるだけに、チーム全体に “サッリボール” がどれだけ浸透しているのかに注目です。