イタリア審判協会は公式サイト上で 2020/21 セリエA第36節を担当する審判団を発表いたしました。サッスオーロ対ユベントス戦を担当する主審はピエロ・ジャコメッリ(Piero Giacomelli)氏です。
フリウリ=ベネチア・ジュリア州トリエステ出身のジャコメッリ氏は1977年11月生まれの43歳。今季はセリエAで主審を15試合、VAR を14試合で担当しています。
日時 | Serie A | 対戦カード |
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2020/01/06 | 2019/20 第18節 |
ユベントス v カリアリ [4 - 0] |
2020/07/11 | 2019/20 第32節 |
ユベントス v アタランタ [2 - 2] |
2021/01/03 | 2020/21 第15節 |
ユベントス v ウディネーゼ [4 - 1] |
2021/04/21 | 2020/21 第32節 |
ユベントス v パルマ [3 - 1] |
日時 | Serie A | 対戦カード |
2018/02/04 | 2017/18 第23節 |
ユベントス v サッスオーロ [7 - 0] |
ジャコメッリ氏が担当した今季の2試合でユベントスは2勝と相性の良さが示されています。過去に1度だけあるサッスオーロ戦も 7-0 と大勝しており、この部分はポジティブに捉えることができるでしょう。
ただ、これはヤキニ監督時代のサッスオーロです。そのため、デ・ゼルビ監督のサッスオーロとのアウェイ戦では別物と見ておく必要もあると思われます。
なお、ジャコメッリ氏とともに試合を担当する副審はジョバンニ・バッチーニ(Giovanni Baccini)氏とマウロ・ガレット(Mauro Galetto)氏。第4審判はマヌエル・ボルピ(Manuel Volpi)氏。
VAR はルカ・バンティ(Luca Banti)氏、副 VAR はマウロ・ビベンティ(Mauro Vivenzi)氏が担当すると発表されています。
専任担当であるバンティ氏が VAR を担当するのは今季36試合目。ジャコメッリ氏とのコンビは今季3度目です。物議を醸す判定に関与していないため、審判団に対してナーバスになる必要はないと言えるでしょう。
サッスオーロ戦で勝利を逃すとチャンピオンズリーグ出場権の獲得に黄信号が灯ることは否定できません。ピルロ監督はサッスオーロ戦でも指揮をする見通しですが、これは「中2日」であることが大きく影響していると考えられます。
ミラン戦の完敗によるショックを払拭してサッスオーロ戦を迎えることができるのかに注目です。