2020/21 カンピオナート・プリマベーラ第13節が行われ、アウェイで SPAL と対戦したユベントスはモロ選手にゴールを許し、1-0 で敗れました。

試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ガロファニ |
DF | 2: ムラッツィ 5: デ・ウィンター(→ 24' st. 13: エンゾアンゴ) 6: リッチオ (C) 3: エヌテンダ(→ 36' st. 15: レオ) |
MF | 10: スーレ(→ 36' st. 14: マレッサ) 8: オミッチ 4: ピサピア(→ 24' st. 18: ボネッティ) 17: イリング(→ 24' st. 19: ハサ) |
FW | 9: チェッリ 7: セクロフ |
ボナッティ監督は 4-4-2 を選択。前節フィオレンティーナ戦からは3選手を入れ替え、前線はチェッリ選手とセクロフ選手の2トップ。両翼にスーレ選手とイリング選手が入る布陣で試合に臨みます。
試合は SPAL が1分に右サイドを突破してからのクロスにカンパーニャ選手が合わせる決定機を手にする。しかし、ユベントスは GK ガロファニ選手が好セーブで防ぎ、立ち上がりの失点を回避する。
対するユベントスは28分にペナルティーエリア内でボールをキープしたチェッリ選手からの折り返しをセクロフ選手がまたぎ、最後は走り込んだイリング選手が合わせて先制。かと思われたが、セクロフ選手の相手へのプッシングと取られてゴールは認められない。
33分にはセクロフ選手のボール奪取からイリング選手を経由して最後はチェッリ選手が右足で狙うが、シュートは枠を捕らえず。
一方の SPAL は42分に右サイドの FK からモロ選手がトラップでボールを上手く処理してシュートを突き刺したが、これはトラップ時に左手を使っていたためゴールは認められず。前半は 0-0 で終了する。
ハーフタイムで上手く修正したのはホームの SPAL。48分にアティス選手の縦パスをエレルトソン選手がフリックし、それに反応したモロ選手がゴール右下に決めて先制に成功する。
ユベントスは63分に前線からのハイプレスでボール奪取すると、イリング選手がミドルシュート。いやらしいバウンドのシュートだったが GK ガレオッティ選手が CK に逃れてゴールとはならず。
75分には途中出場のハサ選手がペナルティーエリア内での細かいステップから枠内シュートを放ったが、これも GK カレオッティ選手の好セーブに阻まれてしまう。
一方の SPAL も78分にカウンターからピート選手に決定機が訪れたが、シュートは枠の上に外れてしまう。だが、ユベントスの反撃は最後まで実らず。試合は 1-0 で終了し、SPAL に軍配が上がった。
前後半の立ち上がりに SPAL に決定機を作られたことが反省点でしょう。1分のピンチは GK ガロファニ選手の好セーブで防げましたが、48分のピンチでは失点を喫してしまいました。
縦への突破やパスを許し、その勢いのままシュートにまで持ち込まれている傾向にあります。したがって、次節以降では「守備陣系を整える時間を稼ぐ守り方」を上手くできるかが鍵になるでしょう。
一方の攻撃はハイプレスからのショートカウンターや崩しという点で形はできていました。ゴール前での決定力は “水物” の部分もありますのでビルドアップなどで技術不足が問題となっていないのであれば、ナーバスになる必要はないでしょう。
プリマベーラの次戦は3月9日(火)に予定されているカンピオナート第14節トリノ戦です。ダービー戦で勝利を取り戻すことができるのかに注目です。