『トゥット・スポルト』によりますと、右足の外傷後石灰化(≒骨化性筋炎)で離脱中のアルトゥール選手がポルト戦までの復帰を目指し調整中とのことです。今週の回復具合次第と言えるでしょう。

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アルトゥール選手は右足に外傷後石灰化(≒骨化性筋炎)が発覚し、2月6日に行われたセリエA第21節ローマ戦を最後に戦線離脱中となっています。
どのプレーが原因かは定かではありませんが、接触プレーで右足に内出血を伴う打撲を負い、内出血をした箇所が石灰化(≒骨化)することで痛みが生じる負傷です。
痛むのは「石灰化が起きた箇所」ですから、骨化してしまった部分が消滅することが必要となります。そのため、最悪の場合は「手術(で骨化部分を除去)」と先走った報道が出るのです。
アルトゥール選手の場合は『体外衝撃波を用いた結石粉砕治療』と同じ方法で石灰化(≒骨化)した部分の解消に取り組んでいるとトゥット紙は言及しており、これが効果を発揮すれば復帰は目前と言えるでしょう。
逆に、痛みが依然として残っている場合は「一足先にシーズン終了して手術」という可能性が高くなります。これは「歯を食いしばってプレーすることが無理」だから、戦線離脱していることが理由です。
治療は来週終了するとの希望的観測が出ているため、可能なら3月6日(土)のセリエA第26節ラツィオ戦に間に合って欲しいところです。9日(火)にはポルト戦が控えていますし、順調な回復が期待したいところです。
シーズン後半戦の追い上げに欠かせないアルトゥール選手がどのタイミングで復帰することになるのかに注目です。