ユベントスは公式サイト上で現地2月20日(土)からセリエA第23節クロトーネ戦に向けた調整を本格化させたと発表いたしました。ただ、離脱中の選手は復帰しておらず、Bチームの選手を起用せざるを得ない状況と言えるでしょう。
クロトーネ戦が22日・月曜日開催のため日程的に少し余裕があったユベントスは19日はオフを取得。20日からクロトーネ戦に向けた準備を本格化させています。
クロトーネはセリエA最下位に沈んでいるため、通常のチーム状態で対戦すれば問題にはならないでしょう。ただ、ユベントスは故障や体調不良による離脱者が続出しており、フィールドプレーヤーの起用に支障が出ている状況です。
したがって、Bチームの選手をどう起用するかが大きなポイントとなるはずです。
中でも深刻なのは MF 陣でしょう。
アルトゥール | 右足に外傷後の石灰化を負い離脱中。復帰時期は未定 |
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ラムジー | 筋肉系の問題で離脱していたがポルト戦で復帰。ただ、クロトーネ戦での先発フル出場には疑問が残る状況 |
マッケニー | 腰痛を負っていたもののプレーは可能な状態 |
ラビオ | 健康体だが、クロトーネ戦は累積警告による出場停止 |
ベンタンクール | ポルト戦の翌日にJメディカルを訪問したが負傷などの情報はない。メンタル面が懸念事項 |
健康なラビオ選手は累積警告でクロトーネ戦の起用は不可。4-4-2 の守備ブロックを敷いた際にボランチの役割を担える選手が不足している状況だからです。
チャンピオンズリーグによる心身の疲労が簡単に抜け切らないことを考えると、ファジョーリ選手などBチームの選手を上手く活用することが不可避となるはずです。どのタイミングで起用するかをゲームプランとして用意しておく必要があると言えるでしょう。
また、CB 陣はボヌッチとキエッリーニの両ベテラン選手が離脱中のため、こちらは「ドラグシン選手の起用」が鍵を握ることでしょう。戦術的な交代ではなく、負傷選手に代わっての緊急出場は避けなければなりません。
ピルロ監督がどのような準備をして月曜開催のクロトーネ戦を迎えるのかに注目です。