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アルトゥール、2020/21 シーズンに苦しんだ骨化筋炎のリスクを抱えたまま合流へ

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、アルトゥール選手が昨シーズンに離脱が生じる原因となった骨化筋炎の状態が思わしくない場合は手術の可能性が残されているとのことです。良い状態とは言えないでしょう。

画像:コンディションの不安が付きまとうアルトゥール
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 ピアニッチ選手との交換トレードで2020年夏にバルセロナからユベントスに加入したアルトゥール選手ですが、加入1年目は不完全燃焼に終わりました。

 シーズンの前半戦は「適応期間」という形でパフォーマンスや周囲との連携に関しては大目に見られるものの、後半戦は「骨化筋炎による右足の痛みで何度も戦線を離脱」したことが響きました。

 今季はアッレグリ監督が就任したため、中盤 MF の評価基準は変わります。アルトゥール選手にとっては『不利な変更』と目されており、評価を覆せるかが注目点になるでしょう。

 

 ただ、懸念となるのは「アルトゥール選手のコンディション」です。

 アルトゥール選手はコパ・アメリカのブラジル代表入りを目指した関係で手術は回避しています。痛みが生じていない場合の判断としては問題ないのですが、痛みが再発した場合は手術をせざるを得ない状況となるでしょう。

 離脱が生じてしまうと、アッレグリ監督へのアピールが必須であるアルトゥール選手にとっては大きなマイナスです。したがって、不確定要素を抱えたままでのシーズンインになることが有力です。

 

 アルトゥール選手がアッレグリ監督の下で存在感を発揮するには「サッカー IQ の高さ」を示すことが前提になります。戦術は提示されるため、それを攻守両面で体現する頭の回転を示すことができれば技術力でフィジカルはカバーできるからです。

 能力を発揮するための前提であるフィジカルを良い状態で迎えることができるのかに注目です。