イタリア審判協会は公式サイト上で 2020/21 セリエA第23節を担当する審判団を発表いたしました。ユベントス対クロトーネ戦の主審はバレリオ・マリーニ(Valerio Marini)氏です。
ラツィオ州ローマ出身のマリーニ氏は1982年9月生まれの38歳。今季のセリエAで主審を2試合で担当していますが、VAR の任命はありません。
マリーニ氏がユベントス戦を担当するのはキャリア初のこと。セリエBを主戦場とする審判員ですから、機会そのものがなかったためだと言えるでしょう。
一方のクロトーネはセリエB時代に2度マリーニ氏が主審を務めた試合を戦い、成績は1勝1敗となっています。直近の該当試合は 2018/19 シーズンですから、あまり参考にはならないと考えられます。
なお、マリーニ氏とともに試合を担当する副審はパスクアレ・デ・メオ(Pasquale De Meo)氏とフランチェスコ・フィオーレ(Francesco Fiore)氏。第4審判はロサリオ・アビッソ(Rosario Abisso)氏。
VAR はルカ・バンティ(Luca Banti)氏、副 VAR はダミアーノ・ディ・イオリオ(Damiano Di Iorio)氏が担当すると発表されています。
バンティ氏が VAR を担当するのは今季22試合目。第13節での担当されなかった他は専任担当者として職務に当たっています。セリエAでの主審経験が乏しい審判員をサポートするためにアサインされたと言えるでしょう。ユベントス戦の担当は今季初です。
クロトーネは現在セリエAの最下位に位置しているため、ユベントスが勝利がノルマです。クリーンシートで公式戦の連敗を止め、反転のきっかけを掴むことが課されていると言えるでしょう。
ピルロ監督が直近2試合での反省を活かした修正を加えることができるのかに注目です。