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2020/21 シーズン前半戦におけるユベントス所属選手の出場時間

 2020/21 シーズン前半戦が終了しましたので、ユベントスのトップチームに所属する選手の公式戦出場時間をグラフ化したものを紹介いたします。最も多い出場時間を記録したのは DF のダニーロ選手でした。

画像:2020/21 シーズン前半戦でのユベントス所属選手による出場時間
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 前任のサッリ監督は「レギュラーの固定傾向」が強い指揮官でしたが、ピルロ監督は(過密日程ということもあり)起用が特定の選手に偏ることは少なくなっています。

 前半戦で最も出場時間が多いのはダニーロ選手の1514分(= 出場時間率 88.5%)です。この理由は「CB に負傷者が続出したから」でしょう。

 キエッリーニ選手が筋肉系の問題で満足に稼働できず、デ・リフト選手は右肩脱臼の問題で10月まで離脱。12月にはデミラル選手も負傷離脱と CB 陣は慢性的に人員不足だったからです。そのため、健康だったダニーロ選手の出場時間が増えることになりました。

 

 FW 陣ではロナウド選手が新型コロナ陽性反応による欠場が響いたため、出場時間率が 70% 弱と例年を下回っています。ただ、1試合1得点以上のペースを維持していますので、シーズン後半戦での出場時間率は自然と高くなるでしょう。

 MF 陣は『レジスタ』、『ボックス・トゥ・ボックス』、『シャドー(的な10番)』と役割が明確化されつつあります。したがって、その中で選手をやりくりして行くことになると考えられます。

 2020/21 シーズンの前半戦で見えてきた課題を踏まえると、冬の移籍市場で補強したいポジションがあることは事実です。しかし、そのためには「選手を放出して登録枠を開けること」が前提です。

 

 選手層の修正も考えるべき状況でユベントスのフロント陣がどのような判断を下すのか。それによってピルロ監督が後半戦にどのような選手起用を見せるのかに注目です。