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2020/21 シーズンのユベントス所属選手による出場時間

 2020/21 シーズンが終了しましたのでユベントスに所属している選手の出場時間をグラフ化しました。ダニーロ選手とロナウド選手の2選手がフィールドプレーヤーでは 70% 超の出場率を記録しています。

画像:ユベントス所属選手の出場時間(2020/21シーズン)
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 ピルロ監督の起用傾向としては「選手を満遍なく起用したこと」でしょう。特定の選手に起用が偏った傾向はなく、「出場による疲労は上手く分散されていた」と言うことができます。

 ただ、「序列が定まらなかったから出場時間が最後まで分散された」との見方もあります。

 中盤 MF 陣では出場率 70% を超えた選手は誰もおらず、軸となる選手が不在だったことは否定できません。『レジスタ』も『ガード役』も定まり切らなかったため、この部分での苦労が窺い知れます。

 

 もし、ピルロ監督が 2021/22 シーズンも指揮を取るなら、「中盤 MF の軸となる選手」と「最終ラインの整備」で今季以上の成果を出すことが必須となります。今シーズンはセリエAで 1-0 の勝利は皆無でした。

画像:ユベントスが過去に記録した 1-0 の勝利数

 アッレグリ監督時代は「シーズン約5試合」、サッリ監督でも「シーズン3試合」の 1-0 での勝利がありました。この部分での “取りこぼし” はシーズンの順位に影響するため、勝負強さなどの執念を示すことは重要と言えるはずです。

 

 選手の移籍が発生すれば、その選手が記録した出場時間が他の選手に巡って来ることになります。誰がチャンスを掴むことになるのかにも注目です。