レガ・セリエAは公式サイト上で 2020/21 セリエA第14節での出来事に対する処分(PDF)を発表いたしました。フィオレンティーナ戦で一発退場となったクアドラード選手には1試合の出場停止が下されています。
クアドラード選手は第14節フィオレンティーナ戦でカストロビッリ選手をスライディングタックルで削ってしまい、VAR で悪質と判断されたためにレッドカードで一発退場となっていました。
自らのボールロストが原因でしたから、即時奪還に向かうのは当然です。ただ、無謀なタックルであったことは否定できないため、退場の判定については妥当と言えるでしょう。
リーグ側はこのプレーを行ったクアドラード選手に「1試合の出場停止処分」を下しています。対象は1月3日(日)に開催予定のウディネーゼ戦です。
ちなみにユベントスの年明け日程は下表のとおりです。
大会名 | 節 | 日時 | 対戦カード |
---|---|---|---|
Serie A | 14 | 12月22日 | ユーヴェ 対 フィオレンティーナ |
冬季中断期間 | |||
Serie A | 15 | 1月3日 | ユーヴェ 対 ウディネーゼ |
Serie A | 16 | 1月6日 | ミラン 対 ユーヴェ |
Serie A | 17 | 1月10日 | ユーヴェ 対 サッスオーロ |
Coppa | 5° | 1月13日 | ユーヴェ 対 ジェノア |
Serie A | 18 | 1月17日 | インテル 対 ユーヴェ |
Super Coppa | 1月20日 | ユーヴェ 対 ナポリ | |
Serie A | 19 | 1月24日 | ユーヴェ 対 ボローニャ |
Coppa | QF | 1月27日 | ユーヴェ 対 サッスオーロ / SPAL |
Serie A | 20 | 1月31日 | サンプドリア 対 ユーヴェ |
Coppa | SF | 2月3日 | (ファーストレグ) |
1月は6日(水)に開催予定の第16節ミラン戦以降が厄介な相手との連戦になります。リーグ戦では好調サッスオーロやインテルとの対戦があり、一発勝負のカップ戦が組み込まれてくるからです。
そのため、クアドラード選手の出場停止処分が「1試合だけで済んだ」のは不幸中の幸いと言えるでしょう。
「1試合未消化」かつ「直接対決がまだ」とは言え、首位ミランと勝点差10は許容範囲外と見なされても文句は言えません。なぜなら、チーム総年俸にそれだけの格差があるからです。
1月は『年間成績を左右するライバルとの直接対決』が多く組まれているため、冬季中断期間での準備が物を言うはずです。ピルロ監督がどのような準備をして年明けの再開初戦・第15節ウディネーゼ戦を迎えるのかに注目です。