ユベントスは公式サイト上で 2020/21 セリエA第11節ジェノア戦に向けた招集メンバー23選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: シュチェスニー、45: イスラエル、77: ブッフォン |
DF | 4: デ・リフト、12: A・サンドロ、13: ダニーロ、16: クアドラード、19: ボヌッチ、37: ドラグシン、38: フラボッタ |
MF | 5: アルトゥール、8: ラムジー、14: マッケニー、22: キエーザ、25: ラビオ、30: ベンタンクール、33: ベルナルデスキ、39: ポルタノーバ、44: クルゼフスキ |
FW | 7: ロナウド、9: モラタ、10: ディバラ、34: ダ・グラサ |
トリノ戦での退場による出場停止処分を受けたピンソーリョ選手が招集外。代わりに出場停止処分が軽減されたモラタ選手がメンバーに復帰し、総勢23選手でジェノア戦に向かうことになります。
【先発予想: 4-4-2】
GK: シュチェスニー
DF: クアドラード、ボヌッチ、デ・リフト(A・サンドロ)、ダニーロ
MF: クルゼフスキ(ベルナルデスキ)、マッケニー、ベンタンクール、キエーザ
FW: ディバラ(モラタ)、ロナウド
ピルロ監督はバルセロナ戦と同じ 4-4-2 を選択するでしょう。ジェノアの守備ブロックを崩すための 3-1-4-2 に可変できる選手配置としつつ、一部の選手には休養を与えることになるはずです。
そのため、選手の並びは先発メンバーを見るまで判断することが難しいと言えます。
一方、ジェノアのマラン監督も 4-4-2 を採用すると予想されます。
ジェノアの攻撃で鍵を握るのは CF のスカマッカ選手。身長とフィジカルの強さがある『9番』で、ポストプレーによる起点を作れる選手です。ここが生命線ですから、ユベントスは「マッチアップする CB がデュエルで圧倒されないこと」が前提条件になります。
基本的には「縦への突破」と「サイドからのクロス」を中心にスピードを活かした速攻に強みがあるチームです。したがって、速攻を遅らせてユベントスが守備陣系を整えられるかが失点の確率が大きく変動することになるでしょう。
逆にユベントスは「攻撃時にバルセロナ戦と同様の崩しができるか」がすべてです。ジェノアはバルセロナと同じ 4-4-2 の守備ブロックを作ると予想できるため、システム的に “同じ欠陥” を抱えていることは事実です。
ただ、敗戦に直結する脆弱点を放置したままで試合を迎えるとは考えにくく、何らかの対策を施してくることでしょう。それを無効にする動きをチームとしてできれば、ユベントスの勝点3は手堅くなると考えられます。
バルセロナ戦で得た好感触を継続するための試験に相当するジェノア戦でピルロ監督が期待された結果を出すための采配ができるのかに注目です。