ユベントスは公式サイト上で 2020/21 セリエＡ第18節インテル戦に向けた招集メンバー23選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
| 選手名 | |
|---|---|
| GK | 1: シュチェスニー、31: ピンソーリョ、42: ガロファニ、77: ブッフォン |
| DF | 3: キエッリーニ、13: ダニーロ、19: ボヌッチ、28: デミラル、36: ディ・パルド、37: ドラグシン、38: フラボッタ |
| MF | 5: アルトゥール、8: ラムジー、14: マッケニー、22: キエーザ、25: ラビオ、30: ベンタンクール、33: ベルナルデスキ、41: ファジョーリ、44: クルゼフスキ、56: ラノッキア |
| FW | 7: ロナウド、9: モラタ |
第17節サッスオーロ戦で左ひざを負傷したディバラ選手が招集外。マッケニー選手とキエーザ選手はメンバーに含まれています。
Ｂチーム関係ではポルタノーバ選手がメンバー外。Ｂチームでもペトレッリ選手がピアチェンツァ戦のメンバー外となっており、両選手はロベッラ選手とのトレードでジェノア移籍の可能性が高くなっていると見るべきでしょう。
【先発予想： 4-4-2】
GK: シュチェスニー
DF: ダニーロ、ボヌッチ、キエッリーニ（デミラル）、ベルナルデスキ（フラボッタ）
MF: キエーザ、ラビオ（マッケニー）、ベンタンクール、ラムジー
FW: モラタ（クルゼフスキ）、ロナウド
ピルロ監督は 4-4-2 を選択するでしょう。対戦相手のインテルが 3-5-2 ですから、ミラーゲームになることを想定したメンバー選考になると予想されます。
対するインテルのコンテ監督はお馴染みの 3-5-2 が有力です。ルカク選手とラウタロ・マルティネス選手の2トップが攻撃を牽引し、右 WB のハキミ選手や MF のバレッラ選手やビダル選手がサポートすることで攻撃に厚みを出す特徴があります。
試合はユベントスが 3-5-2 に可変すると予想されるため、基本的にミラーゲームになるでしょう。そのため、両チームともに同じ課題を抱えることになるはずです。
- 相手の2トップを孤立させられるか
- ビルドアップを阻害できるか
- ボールを捨てさせることができれば成功
- 相手の2トップに高く設定された DF ラインの背後を突かれたら失敗
- 押し込まれた際に要注意選手を見失っていないか
ユベントスはルカクとラウタロの両選手を孤立させて DF と MF で素早く挟み込みたいですし、インテルはロナウドとモラタの両選手にそうした対応をしたい思惑があります。
また、ビダル選手やマッケニー選手を見失うとゴール前で決定的な仕事をされるため、両チームともに注意を払う必要があるでしょう。
ユベントスとインテルは基本とするフォーメーションが異なるものの、先発が予想される主力選手が持っている特徴は似ています。そのため、勝敗の行方は細部や小さなミスで決する可能性が高いと思われます。
ピルロ監督がイタリア・ダービーにどのような準備をして臨むのかに注目です。
