ユベントスは公式サイト上で 2020/21 セリエA第30節ジェノア戦に向けた招集メンバー24選手を発表いたしました。

招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | |
---|---|
GK | 1: シュチェスニー、31: ピンソーリョ、77: ブッフォン |
DF | 3: キエッリーニ、4: デ・リフト、12: アレックス・サンドロ、13: ダニーロ、16: クアドラード、28: デミラル、36: ディ・パルド、37: ドラグシン、38: フラボッタ |
MF | 5: アルトゥール、8: ラムジー、14: マッケニー、22: キエーザ、25: ラビオ、30: ベンタンクール、41: ファジョーリ、44: クルゼフスキ |
FW | 7: ロナウド、9: モラタ、10: ディバラ、53: F・コレイア |
新型コロナ陽性のため隔離対象となっているボヌッチ選手とベルナルデスキ選手は引き続き招集メンバー外。その他は水曜日のナポリ戦と同じ選手が招集されています。
【先発予想: 4-4-2】
GK: シュチェスニー
DF: ダニーロ、デ・リフト、キエッリーニ(デミラル)、A・サンドロ
MF: クアドラード、ベンタンクール、ラビオ(アルトゥール)、キエーザ
FW: モラタ、ロナウド
ピルロ監督は 4-4-2 を選択するでしょう。水曜日に行われたナポリ戦で先発したメンバーがコンディション不良でない限りは2試合連続で先発することになると予想されます。
対するジェノアのバッラルディーニ監督は 3-5-2 が濃厚です。ジェノアは存在感を発揮していたストロートマン選手が今節は出場停止。したがって、中盤のクオリティーが低下することが予想されます。
ジェノアの攻撃陣を前線で牽引するのは2トップの一角に入るデストロ選手です。コンビを組むスカマッカ選手やショムロドフ選手は CF 型でポストプレーを得意としており、「起点を作らせない守備ができるか」がポイントになるでしょう。
一方でユベントスの攻撃陣は「ジェノアの守備ブロックをこじ開けて勝利に必要な得点を奪えるか」がすべてです。
3バックを採用するジェノアは守勢に回った際にベネベントやトリノと同様に割り切った戦い方をしてくることでしょう。ナポリのように DF ラインを高く設定してくれた方がユベントスは組みやすいのですが、そうはならないはずです。
『5-3-2 の守備ブロック』で耐えて時計を進めようとするチームとの対戦は今後もあるだけに「攻撃を停滞させることはできそうにない」との印象を残す攻撃力を見せられるかが課題となるでしょう。
なお、ジェノアにはユベントスが保有権を持つ選手が4選手(=ペリン、L・ペッレグリーニ、ロベッラ、ピアツァ)在籍しています。来季の去就にも影響するため、彼らがどのようなプレーを見せるかも注目点になります。
チャンピオンズリーグ出場権を手にするために欠かせない勝点3を獲得するためにピルロ監督がどのような準備をして臨むのかに注目です。