イタリア審判協会は公式サイト上で 2020/21 セリエＡ第11節を担当する審判団を発表いたしました。ジェノア対ユベントス戦の主審はマルコ・ディ・ベッロ（Marco Di Bello）氏です。
プッリャ州ブリンディジ出身のディ・ベッロ氏は1981年7月生まれの39歳。今シーズンはセリエＡで主審を4試合、VAR を3試合で担当しています。
| 日時 | Serie A | 対戦カード |
|---|---|---|
| 2020/01/19 | 2019/20 第20節 |
ユベントス v パルマ [2 - 1] |
| 2020/09/27 | 2020/21 第2節 |
ローマ v ユベントス [2 - 2] |
| 日時 | Serie A | 対戦カード |
| 2015/03/22 | 2014/15 第28節 |
ユベントス v ジェノア [1 - 0] |
| 2018/01/22 | 2017/18 第21節 |
ユベントス v ジェノア [1 - 0] |
| 2019/03/17 | 2018/19 第28節 |
ジェノア v ユベントス [2 - 0] |
ディ・ベッロ氏がユベントス戦で主審を務めるのは第2節ローマ戦以来、今季2試合目。ユベントスはディ・ベッロ氏が主審を担当した直近の3試合で1勝1分1敗となっており、あまり相性の良い審判員とは言えません。
ちなみに、ディ・ベッロ氏がセリエＡで主審デビューを果たしたのは 2014/15 シーズン第28節ユベントス対ジェノア戦です。
直近に担当したジェノア対ユベントス戦ではストゥラーロ選手に “恩返し” のゴールを許して 2-0 で敗れた 2018/19 シーズンの第28節でのことで、その時の敗戦を払拭する試合がユベントスには要求されていると言えるでしょう。
なお、ディ・ベッロ氏とともに試合を担当する副審はセルジオ・ランゲッティ（Sergio Ranghetti）氏とアレッサンドロ・ロ・シセロ（Alessandro lo Cicero）氏。第4審判はファン・ルカ・サッキ（Juan Luca Sacchi）氏。
VAR はパオロ・バレリ（Paolo Valeri）氏、副 VAR はファビアーノ・プレティ（Fabiano Preti）氏が担当すると発表されています。
バレリ氏が VAR を担当するのは今季6試合目。第9節ボローニャ対クロトーネ戦以来の担当となります。荒れる試合での担当は少ないだけに、審判の判定にナーバスにならずに済む試合運びが求められることになるでしょう。
8日に行われたチャンピオンズリーグのバルセロナ戦に勝利し、逆転での首位通過を決めたユベントスは良い内容を継続することが求められます。ジェノアは籠城戦を用いた徹底抗戦も予想されるため、準備が重要になるはずです。
ピルロ監督が挑戦者のメンタリティーで割り切った試合をしてくるであろうジェノアに対し、どのような準備をして臨むのかに注目です。
