イタリア審判協会は公式サイト上で 2021/22 セリエA第23節を担当する審判団の変更を発表いたしました。ミラン対ユベントス戦の主審はマルコ・ディ・ベッロ(Marco Di Bello)氏に変更となりました。
そのため、ミラン対ユベントス戦を担当する審判団は以下のとおりです。
変更前 | 変更後 | |
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主審 | オルサート | ディ・ベッロ |
副審 | コスタンツォ | |
パッセリ | ||
第4審判 | マルチェナーロ | |
VAR | ディ・ベッロ | ディ・パオロ |
副VAR | バレリアーニ |
主審を担当する予定だったオルサート氏が離脱。VAR の担当予定だったディ・ベッロ氏が主審となり、VAR はアレアンドロ・ディ・パオロ氏が担当することになりました。
なお、第23節インテル対ベネチア戦でも副審と第4審判が変更となっています。したがって、変更の理由は新型コロナ関係が有力ではないかと思われます。
プッリャ州ブリンディジ出身のディ・ベッロ氏は1981年7月生まれの40歳。今季はセリエAで主審を8試合、VAR を7試合で担当しています。
日時 | Serie A | 対戦カード |
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2020/09/27 | 2020/21 第2節 |
ローマ v ユベントス [2 - 2] |
2020/12/13 | 2020/21 第11節 |
ジェノア v ユベントス [1 - 3] |
2021/04/11 | 2020/21 第30節 |
ユベントス v ジェノア [3 - 1] |
2021/11/20 | 2021/22 第13節 |
ラツィオ v ユベントス [0 - 2] |
日時 | Serie A | 対戦カード |
2021/10/03 | 2021/22 第7節 |
アタランタ v ミラン [2 - 3] |
2021/12/22 | 2021/22 第19節 |
エンポリ v ミラン [2 - 4] |
ディ・ベッロ氏が今季のセリエAでユベントス戦を担当するのは2試合目。第13節ラツィオ戦以来となります。ディ・ベッロ氏が担当した直近2シーズン計4試合でユベントスは3勝1分と相性の良さが残っています。
一方のミランはディ・ベッロ氏が主審を務めた今季2試合で2勝とユベントス以上の相性の良さを示しています。アウェイ戦での2勝ですが、どちらの試合でも2失点をしている部分を突けるかがユベントスのポイントになるでしょう。
ちなみにディ・ベッロ氏がミラン対ユベントス戦で主審を担当するのは全コンペティションで初のことです。
また、急遽 VAR に任命されたアレアンドロ・ディ・パオロ(Aleandro Di Paolo)氏は今季21試合目の担当です。専任担当であり、マッサ氏やバレリ氏とのコンビでビッグマッチを担当しているため力量を懸念する必要はないと思われます。
主審の変更がミラン対ユベントス戦にどのような影響を及ぼすのかにも注目です。